Ⅰ.苗の病害
1.発芽後まもなく地際部から枯死する
2.2~3葉期頃までに葉に亀裂を生じる
3.葉の先端から水浸状となり褐変する
4.葉しょう部の表皮が裂けて、黒色の粉状物を生じる
Ⅱ.葉の病害
1.葉に白色の小斑点を生じ、下葉から順次上葉に病斑が進展する
2.葉に紡錘形の黄褐色の病斑を生じる
3.葉に紫褐色紡錘形の病斑を生じ、黒色粉状物を密生する
4.葉に紡錘形の白色、大型病斑を生じ、後に罹病組織に黒色、薄片状の菌核を形成する
Ⅲ.りん茎の病害
1.りん茎形成の初期に首部が軟化腐敗する
2.下葉がわん曲、黄化、萎凋し、茎盤部が腐敗する
3.貯蔵中に首部または側部のりん片から腐敗し、のちにりん茎に黒色塊状の菌核をつくる
4.貯蔵中に首部より腐敗し菌核を生じない
5.貯蔵中に茎盤部が腐敗し、かびを生じる
Ⅳ.根の病害
1.根が紅色となる