タンポポコーヒーを飲（の）もう

きずついたタンポポから出る白い汁（しる）をなめると苦い味（あじ）がします。「良薬（りょうやく）は口に苦（にが）し」といいますが、「夕ンポポは口に苦し」で、とくに根（ね）っこは薬（くすり）のききめがあるといわれています。

タンポポの根を集（あつ）めるとタンポポコーヒーができます。
（1）　タンポポの根をほり出（だ）します。ゴボウのような根なので長（なが）くてとてもほりにくいのですが、なるべく長くほってみましょう。とちゅうで切れてもかまいません。
（2）　ほった根は、きれいにあらってから3cmくらいの長さに切って、2～3日、日当たりのいいところでほします。
（3）　かわいたら、フライパンでこんがりといります。
（4）　ミキサーで粉（こな）にします。
（5）　飲（の）み方はふつうのコーヒーと同じです。そのままコップに入れてあついお湯（ゆ）をそそぎます。さとうを入れてもだいじょうぶです。上ずみの液（えき）を飲み、コップの底（そこ）に残（のこ）ったかすはさいごにすてます。