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しぜんとあそぼう
かってみよう そだててみよう!
実験しよう
観察しよう
 

土は息をしている?


この実験(じっけん)は火を使うので、先生や家の人など大人といっしょにやりましょう。

土の中には、目にみえない小さな生き物がたくさんいて、呼吸(こきゅう)をしています。土の中の生き物たちが呼吸をしていることを実験でたしかめてみましょう。

観察
(1) 畑(はたけ)の土、林(はやし)の土などをとってきます。
(2) とってきた土をそれぞれ2つに分けます。1つはそのまま、もう1つはフライパンなどにいれて火であぶります。
(3) それぞれの土をビニール袋(ぶくろ)にいれて、0.1%(100グラムの土に1グラム)のデンプンを加え、入り口を輪ゴムでしっかりとめて、1日そのままにしておきます。
(4) 袋(ふくろ)の入り口にプラスチックやガラスの管(くだ)を差しこんで、中の空気を石灰水(せっかいすい)の中に出してみましょう。
(5) 石灰水が白く濁(にご)ったら、二酸化炭素(にさんかたんそ)が土から出ている証拠(しょうこ)です。火であぶった土では、どうでしょうか。

ミニミニちしき
二酸化炭素を石灰水に通すと石灰水は白く濁ります。石灰水が白く濁ることで、土の中にも、目にみえない小さなダニや細菌(さいきん)などの生き物がたくさんすんでいて、呼吸をしていることがわかります。火であぶった土では、生き物たちが死んでしまうので石灰水は白く濁りません。


もっとくわしく
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