『農業技術大系』作物編 第3巻 栃木・古郡+1~栃木・古郡+10(ページ数:10)

イネ=精農家の技術>育苗編>畑式育苗

〈畑式・稚苗〉ハウス育苗・積重ね被覆出芽 小トンネル利用で夜間保温 栃木県塩谷郡 古郡康雄 (36歳)

開始ページ: 栃木・古郡+1

執筆者: 鈴木源男

執筆者所属: 高根沢町役場

備 考: 執筆年 1983年

記事ID: s0300470

見出し

〈地域の特徴〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概況
 2.地域の育苗の課題
〈古郡さんの苗つくりの特徴〉 ・・・〔2〕
 1.ハウス内積重ね出芽法を導入した理由
   (1)経費が安く簡単で能率的
   (2)一度に大量に出芽させることができる
   (3)発芽が均一で太いずんぐり苗
 2.生育のとらえ方と技術のポイント
   (1)生育段階と管理のポイント
    第1段階:出芽2日後
    第2段階:緑化
    第3段階:硬化
   (2)目標とする苗の姿,素質
   (3)苗代施肥と潅水の考え方
   (4)田植期間を広げる方法 ・・・〔3〕
 3.失敗しやすい条件
   (1)発芽時の低温
   (2)発芽時の高温
   (3)苗箱の床土水分
   (4)根の障害
   (5)潅水と温度管理
〈苗の育て方とその技術〉 ・・・〔4〕
 1.種籾の準備
   (1)採種・選種
   (2)浸種
   (3)種子消毒 ・・・〔5〕
   (4)催芽(芽出し)
 2.床土のつくり方
   (1)pHの矯正
    硫黄粉末による方法
    酸度調節剤による方法
   (2)肥料 ・・・〔6〕
   (3)床土の消毒
   (4)床土の箱詰め
 3.播種
 4.育苗管理
   (1)出芽
   (2)予備緑化 ・・・〔7〕
   (3)緑化 ・・・〔9〕
   (4)硬化
〈各種障害とその対策〉
 1.クモ,スカビ病
 2.白化現象
 3.ムレ苗 ・・・〔10〕
 4.立枯病
 5.高温障害

キャプション

経営の概要
第1図 理想とする稚苗
第1表 古郡さんの育苗管理の作業暦
   キーワード:山土\篩\脱芒機\ベンレートT\スミチオン\寒冷紗\ダイアジノン粒剤
第2図 脱芒機による芒,小枝梗の除去
第3図 浸種用の水槽
第4図 催芽機による芽出し
第5図 古郡さんの考案した土篩機
第2表 pHと硫黄粉末の混合量
第6図 押板による床土の均平
第7図 150g播種の状態
第8図 モーターをセットして均一に播種できるよう考案した播種機
第9図 苗箱の積重ね方
第10図 積重ねのさい最下,最上には空箱セット
第11図 積重ね終了
第12図 積重ね後ビニールで覆う
第13図 被覆ビニールの上にこもをかける
第14図 出芽した苗箱の並べ方
第15図 出芽完了
第16図 苗箱に黒い寒冷紗をかけた状態
第17図 出芽後の苗のようす
第18図 潅水のさい噴口は上に向ける
第19図 換気
第3表 育苗での温度管理法
第20図 いっぱいに張った白い根
第21図 仕上がったずんぐり苗

トップへ戻る