『農業技術大系』果樹編 第6巻 岡山・秋山+1~岡山・秋山+14(ページ数:14)

モモ>精農家のモモ栽培技術

〈清水白桃など〉 露地草生栽培・有袋 岡山自然流 弱剪定栽培 樹の力を活かす逆三角形の枝配置で低樹高・高品質多収 岡山県総社市 総社もも生産組合 秋山陽太郎

開始ページ: 岡山・秋山+1

執筆者: 秋山陽太郎

執筆者所属: 総社もも生産組合組合長

備 考: 執筆年 2020年

記事ID: k356008z

見出し

〈地域・組織の概要〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概況
 2.若者が集まる産地
   (1)モモ栽培技術のマニュアル化
   (2)完全共選による全量出荷,販路確保 ・・・〔2〕
   (3)JA・行政ともがっちり連携
   (4)新規就農受入れのプロセス ・・・〔3〕
   (5)つねに成長を意識する産地 ・・・〔4〕
 3.品種構成
〈技術の特徴と目標とする樹形〉
 1.岡山自然流の特徴
 2.目標とする樹相
   (1)短果枝中心の樹相
   (2)逆三角形の樹形 ・・・〔5〕
   (3)最終植栽密度 ・・・〔6〕
 3.枝管理の基本
   (1)背面から発生する徒長枝は利用
   (2)主枝・亜主枝候補の背面枝は大切に
 4.管理作業の特徴 ・・・〔7〕
   (1)草生栽培
   (2)摘蕾の徹底
   (3)若木は無剪定
 5.固定観念は捨てよう
    基肥施用後の中耕
    堆肥を入れて土つくり
    肥料がないと樹は育たない ・・・〔8〕
    草は生やさない
    徒長枝はいらない
    秋季剪定は樹が弱る
    枝を多く残すと日当たりが悪くなる
    着果量を少なくしないと果実は大きくならない
〈剪定と年間の作業〉
 1.剪定
   (1)秋季剪定 ・・・〔9〕
    時期
    目的
    方法
    留意点
   (2)冬季剪定
    時期
    目的
    方法
   (3)夏季剪定 ・・・〔10〕
    時期
    目的
    方法
 2.摘蕾
 3.花(蕾)の採取・開葯・受粉
   (1)花(蕾)の採取・開葯
   (2)受粉
 4.摘花
 5.摘果 ・・・〔11〕
   (1)予備摘果
    時期
    程度
    方法
   (2)仕上げ摘果
    時期
    程度
    方法
   (3)修正摘果 ・・・〔12〕
 6.袋かけ
 7.枝つり・支柱
 8.夏季管理
   (1)夏季剪定
   (2)灌水
   (3)草管理
〈施肥と土つくり〉
〈植付けからの仕立て方〉 ・・・〔13〕
 1.植栽
 2.幼木の仕立て方
 3.樹形の完成

キャプション

第1図 平均年齢38歳と非常に若い総社もも生産組合のメンバー
第2図 摘蕾の研究会
第3図 産地のブランド力を活かした販売
第4図 完全共選による出荷体制
第5図 就農相談会のようす
第6図 耕作放棄地解消活動への取組み
第7図 ブライダル業との交流
第8図 高品質なモモを安定多収
第9図 初期の葉数確保が早い(満開30日後)
第10図 新梢停止で果実が充実
第11図 逆三角形の樹形
第12図 逆三角形のイメージ
第13図 植栽はゆったりと
第14図 徒長枝は着果させて結果枝へ
第15図 落ち着いた結果枝となった徒長枝
第16図 背面枝は大切に
第17図 全面草生栽培
第18図 強摘蕾が基本
第19図 植付けから数年は無剪定
第20図 剪定の強弱と若木の樹冠面積(品種:清水白桃)
第21図 剪定の強弱と若木の収量(品種:清水白桃)
第22図 月別の管理作業(品種:清水白桃)
第23図 摘蕾の目安
第24図 成木側枝の摘蕾程度
第25図 予備摘果前(上)と予備摘果後(下)
第26図 満開70日後の核割れ果(品種:清水白桃)
第27図 満開80日後の清水白桃
第28図 袋かけ風景
第29図 植付け時の切戻し
第30図 車枝状に新梢が出る
第31図 若木のうちは無剪定が基本
第32図 剪定後:逆三角形でボリュームがある
第33図 満開期:メリハリのある摘蕾
第34図 結果量は多く低樹高

トップへ戻る