『農業技術大系』作物編 第2-2巻 技+506の79の2~技+506の79の9(ページ数:8)

イネ=基本技術(2)>基本技術編>各種の技術体系>独特な発想の技術体系

化学肥料・化学農薬を50%以上削減するエコ50水稲栽培技術

開始ページ: 技+506の79の2

執筆者: 池尻明彦

執筆者所属: 山口県農林総合技術センター

備 考: 執筆年 2012年

記事ID: s342201z

見出し

 1.化学肥料の削減技術 ・・・〔1〕
  (1) 技術1:基肥に有機質肥料を利用
   (1)有機質肥料の種類と利用できる窒素の割合
   (2)有機質肥料の施用量の算出と収量
   (3)栽培上の留意点 ・・・〔3〕
  (2) 技術2:速効性窒素の割合が低い緩効性肥料を利用
   (1)緩効性肥料で幼穂形成期の窒素溶出を維持
   (2)緩効性肥料を用いた場合の生育・収量
   (3)日照の少ない年の分げつ確保に側条施肥 ・・・〔4〕
  (3) 技術3:専用の被覆尿素肥料を利用した育苗箱全量施肥
   (1)品種と移植時期を考慮して肥料を選択
   (2)1箱当たり施肥量の計算
   (3)育苗中の留意事項 ・・・〔5〕
   (4)疎植栽培との組合わせで収量維持
  (4) 収量低下と堆肥の投入
 2.化学農薬の削減技術 ・・・〔6〕
  (1) 複数の病害に効く薬剤や残効の長い殺虫殺菌剤の使用
  (2) 発生する雑草を予測した除草体系
   (1)発生する雑草の予測(埋土種子調査法) ・・・〔7〕
   (2)雑草の種類,発生量に応じた除草体系の選択
   (3)除草剤使用上の留意点 ・・・〔8〕

キャプション

第1図 エコ50水稲栽培での化学肥料の削減技術
第2図 有機質肥料の窒素無機化率
第3図 有機質肥料施用量の算出方法
第1表 有機質肥料の基肥施用が収量および収量構成要素に及ぼす影響
   キーワード:発酵鶏糞\魚加工肥料
第4図 普通期における窒素の期間別溶出量と積算溶出率
第2表 緩効性肥料の窒素施肥分割合と窒素施肥量が水稲の収量と収量構成要素に及ぼす影響
第5図 慣行体系と育苗箱全量施肥の作業体系
第3表 本田窒素施肥量を4kg/10aとする場合の10a当たり育苗箱数と1箱当たり施用量の目安
第4表 栽植密度と苗箱窒素施肥量の組合わせが生育,収量および収量構成要素に及ぼす影響
第5表 薬剤と対象病害虫例
第6表 発芽法(バット)と圃場での草種別雑草発生本数の比較(2009年)
   キーワード:ノビエ\カヤツリグサ\コナギ\アゼナ\ヒメミソハギ\ホタルイ
第6図 雑草発生を基にした除草体系例

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