『農業技術大系』果樹編 第3巻 技+306の33の1の2~技+306の33の1の16(ページ数:15)

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樹体ジョイント栽培法

開始ページ: 技+306の33の1の2

執筆者: 柴田健一郎

執筆者所属: 神奈川県農業技術センター

備 考: 執筆年 2011年

記事ID: k263003z

見出し

 1.開発の目的 ・・・〔1〕
 2.ねらいと効果
  (1) 樹勢の平均化
  (2) 早期成園化 ・・・〔2〕
  (3) 剪定を簡易化できる ・・・〔3〕
  (4) 栽培管理の省力化
 3.専用苗の育成と定植 ・・・〔5〕
  (1) ねらいと利用する資材
  (2) 育成の方法
  (3) 2年生専用苗の定植 ・・・〔7〕
 4.主枝部のジョイント
 5.定植後の側枝管理と着果管理 ・・・〔10〕
 6.側枝から発生する新梢の摘心(ピンチ) ・・・〔12〕
 7.単純になる剪定 ・・・〔13〕
 8.病害リスクについて ・・・〔14〕
 9.「つながる」今後の研究 ・・・〔15〕

キャプション

第1図 樹形が単純化した樹体ジョイント栽培の圃場
第2図 ジョイント樹と2本主枝樹の側枝の生育
第3図 15年生幸水ジョイント樹と2本主枝樹の主枝上の予備枝発生位置と先端新梢長の関係
第4図 苗定植から4年目までの生育パターン
第5図 幸水ジョイント樹と2本主枝樹の10a換算収量の推移(2006~2009年)
第1表 慣行法との整枝・剪定での比較
第6図 単純な側枝更新と一定方向への棚付けが中心になるジョイント樹の剪定
第7図 作業者の習熟度別,栽培法別の単位面積当たりの剪定時間の比較
第8図 ナシ樹の栽培法の違いによる作業動線(矢印)の変化
第9図 作業者の習熟度別,栽培法別の時間当たり収穫果数の比較
第10図 ジョイント栽培専用苗育成のポイント
第11図 ポットへの苗の植付け
第12図 ポットの半地中埋設
第13図 苗の切返しと植付け後の管理
第14図 再伸長を促す先端部の摘心(ピンチ)
第15図 先端部まで素直に伸びたジョイント栽培用の優良苗(幸水)
第2表 育苗法の違いが2年生苗の生育に及ぼす影響
第16図 2年生専用苗の定植
第17図 2年生専用苗の定植と主枝部ジョイントの準備
第18図 主枝部ジョイントの手順
第19図 ジョイント部の確認とポイント
第20図 先端部削取りのポイント
第21図 隙間のない接ぎ木面
第22図 結束バンドを利用した接ぎ木のポイント
第23図 癒合剤塗布後のジョイント部(矢印)
第24図 ジョイント部先端芽の切返し
第25図 結束バンドの調整
第26図 ジョイント2年後の接ぎ木部
第27図 定植1,2年目の側枝管理
第28図 定植4年目(左列)と5年目(右列)の樹冠(幸水,うね間3m)
第29図 側枝の摘心処理
第30図 主枝片側2m上の枝配置
第31図 側枝基部を長く残してでも側枝更新を図る
第32図 樹冠面積を慣行樹と同程度にすることで病害リスクを同等にできる
第33図 樹齢16年目を迎えた幸水ジョイント樹
第34図 ジョイント樹と2本主枝樹の樹齢別収量の推移
第3表 幸水の栽培法別の10a換算収量と果実品質の比較(2009年)

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