『農業技術大系』果樹編 第5巻 愛媛・泉1+1~愛媛・泉1+12(ページ数:12)

クリ>精農家のクリ栽培技術

〈銀寄・筑波など〉樹形より採光優先の整枝・剪定 園内道,スプリンクラー防除,ネット収穫による省力化 愛媛県中山町 泉敏男(54歳)

開始ページ: 愛媛・泉1+1

執筆者: 渡部温史

執筆者所属: 愛媛県伊予地域農業改良普及センター

備 考: 執筆年 2002年

記事ID: k175006z

見出し

〈地域の概要と私の目標〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概要
   (1)自然条件
   (2)中山町のクリ栽培の歴史
 2.導入のねらいと経営の特徴 ・・・〔2〕
〈目標の樹相と技術の特徴〉 ・・・〔3〕
 1.目標としている樹相
   (1)受光態勢の改善
   (2)地上部と地下部のバランス保持
   (3)落葉時期での判断
 2.技術の特徴
〈栽培技術〉 ・・・〔4〕
 1.植付け
 2.新植からの栽培管理
   (1)1年目の管理
   (2)2年目以降の管理
 3.年間の管理 ・・・〔5〕
   (1)発芽期~結実期
   (2)新梢伸長期
   (3)果実肥大期
   (4)収穫期 ・・・〔6〕
〈病害虫防除〉
   (1)クリタマバチ
   (2)クリイガアブラムシ
   (3)実炭疽病,黒色実腐病
〈整枝・剪定〉 ・・・〔7〕
 1.整枝・剪定の考え方
 2.整枝・剪定の方法
   (1)計画的な縮・間伐
   (2)整枝・剪定(成木園)
〈施肥と土壌管理〉 ・・・〔8〕
   (1)肥料の適期適量施用
   (2)有機質肥料の利用
   (3)空いが・落葉の堆肥化による還元 ・・・〔9〕
   (4)レンゲを利用した草生栽培
〈省力・低コスト化の工夫〉
 1.園内作業道の整備
 2.身体に優しい省力防除 ・・・〔10〕
 3.収穫ネット利用による省力収穫
 4.廃材を利用した農具舎・貯水槽 ・・・〔11〕
〈今後の課題〉 ・・・〔12〕

キャプション

経営の概要
   キーワード:壌質土
第1図 若木園のようす
第2図 若木の結果状態
第3図 良好に肥大した毬果
第4図 結果母枝による樹勢診断。上:先端まで充実している結果母枝,下:着毬部から先端が急に細く短くなり,充実していない結果母枝
第5図 間伐のようす
第6図 植付け2年目の剪定
第7図 3年目の剪定
第8図 4年目の剪定
第9図 5年目以降の完成樹形(剪定後)
第10図 銀寄,筑波の生育と作業
第1表 病害虫防除暦(若木園の例)
第11図 切り口には必ず保護剤を塗り,枯れ込みを防ぐ
第12図 分岐角度を広げる泉さん流の剪定
第13図 中央の結果母枝を除き分岐角度を広くとりながら樹形を整える
第2表 泉さんの施肥量(kg/10a)
第14図 集められたいが
第15図 空いがをビニール袋に入れ堆肥化する
第16図 レンゲが生え揃った状態(平成14年3月中旬)
第17図 園内作業道を設置し運搬作業を省力化
第18図 園内に設置したスプリンクラー施設
第19図 収穫ネット設置のようす
第20図 収穫ネットの設置方法
第3表 収穫ネットの材料費(10a当たり)
第4表 収穫ネットの設置・除去所要時間(10a換算5巻き,2人,単位:時間)
第21図 傾斜を利用してつくった簡易小屋
第22図 廃ガードレールなどを利用して設置した貯水槽

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