記事の概要

『現代農業』1986年11月号　300ページ～311ページ（ページ数：12）

タイトル

記者座談会（1）

母ちゃんお年寄りの作業がラクな木ほど品質がいい

ミカン、ブドウ、リンゴ、モモ

執筆者・取材対象： 編集部・小林経雄／魚海数教／永田正夫／山口庄平

地　域： 長野県長野市／愛媛県八幡浜市／長野県須坂市／山口県東根市

見出し

●作業がラクになる木続々登場◎目の高さにミカンが成るラクに果実に手がとどく　ミカン予備枝せん定○防除回数は6回で済む○摘果、収穫がラク選別の苦労なし◎房のそろいが抜群選別に手間がかからない　いっせい開花のブドウ○ジベ処理労力が半分以下○作業がラクな木は高単価多収◎ハシゴは6段で十分　摘果労力がグンと減る　リンゴ下垂枝利用の普通樹○太枝近くに結果枝がついている●摘蕾、摘果　労力集中がなくなる木づくりがある◎摘蕾がラク　雪の中のせん定時間が短い　徒長枝を生かすモモつくり○夏の捻枝で徒長枝が大玉どりの結果枝に○夏の木づくり、枝づくりであとあとラクになる○夏にタイミングよく手を打つ◎徒長枝が出ない　樹高が低い　弱せん定のモモつくり○太枝のハゲ上がりがない●むずかしいせん定から母ちゃんにできるせん定へ○どの枝も充実しているから選ぶのに苦労しない○大変な冬のハシゴ作業が少ない○切り方がわかるからおもしろい