記事の概要


この記事を開く(PDF) テキストだけを表示


『現代農業』1987年9月号 238ページ~241ページ(ページ数:4)

タイトル

イネの育ちで変える出穂前後からの手だて

東日本の干害、水不足 災い転じて福となすために

執筆者・取材対象: 渡辺正信



見出し

●水不足が心配で湛水を続けたイネは干ばつに弱い 根を強くするために早くから間断かん水を●穂ばらみから出穂期は水不足に弱い ワラや野草を株間にしいて水田からの蒸発を防ぐ●干ばつ時には穂肥、実肥は厳禁 チッソの穂肥、実肥は降雨があったらすぐに●暗きょの栓はこまめに開閉●干ばつの年は落水を遅らせる●干ばつのイネは病害虫の多発に注意 よく観察し、早めの防除を●干ばつ後の大雨は根腐れを助長する 湛水しないで、水を落とす●田植えが遅れたイネは刈取りも遅らす●福が福を呼んだイネを知る人