記事ID | S200711_015 |
作品種別 | 食農教育 |
特集タイトル | |
上位サブタイトル | カラー口絵 |
連載タイトル | 郷童《さとわらべ》 ふるさとに育つ子どもたち(10) |
記事タイトル | 海水で塩づくりに挑戦 |
下位サブタイトル | |
年・月 | 2007年11月号 |
開始ページ | 69 |
執筆者 | 写真・文 岡本央 |
執筆者所属 | |
取材対象 | 新潟・糸魚川市立糸魚川東小学校 |
地域1 | 新潟県 |
地域2 | |
現地域 | |
見出し | |
キャプション | 糸魚川は信州に塩や海産物を運んだ「塩の道」の出発地。かつて浜にはたくさんの塩田があり、塩づくりが盛んだった。糸魚川東小学校(田木宏校長)では「地域の文化や伝統を学んでふるさとに誇りを持ってほしい」と、4年生が総合的学習で塩づくりを学んでいる。この日は親子90人が押上海岸に集まり、塩づくり名人・川原貞治さんの指導で、昔の道具を使った揚浜式塩田製塩に挑戦した。/ゴミや小石を拾い、きれいにした砂浜の周りを石で囲い、塩田をつくる。/スジタテという道具で塩田の砂に筋目を付ける。砂浜の表面積を広くし、乾燥しやすくするのだ。/カイオケで海水を運ぶ。重く、バランスをとるのがむずかしい。/塩田に向かって勢いよく海水をまく。水が霧状になるようにまくのは大変むずかしく、この工程は熟練者が作業にあたったという。天日で砂を乾かし、再び海水をまく。これを3~5回繰り返す。/コシワクに入れた砂の上から海水を流し入れ、砂についた塩の結晶を洗い流す。/塩分をたっぷり含んだ表面の砂を集める。/かん水を釜に入れ、数時間煮詰めて水分を蒸発させる。/コシワクから濃度の高い塩水が流れ出てくる。これをかん水と呼ぶ。/水分がなくなると、塩の結晶が姿を現す。/ミネラルの豊富な塩に舌つづみ。 |
記事区分 | |
親記事/かこみ | |
作目 | |
備考/キーワード | S200711_015 |
ページ数(ポイント数) | 4 |
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