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記事IDS200709_029
作品種別食農教育
特集タイトル
上位サブタイトルカラー口絵
連載タイトル郷童《さとわらべ》 ふるさとに育つ子どもたち(9)
記事タイトルユウガオを育てて、ひいて、干瓢づくり
下位サブタイトル
年・月2007年09月号
開始ページ101
執筆者写真・文 岡本央
執筆者所属
取材対象栃木県下野市立国分寺西小学校
地域1栃木県
地域2
現地域
見出し
キャプション地域の特産品として名高い干瓢は、原料となるユウガオの苗植えを4月に始め、キャップかけ、藁敷き、芯摘みなど、収穫までに大変な手間がかかる。その農作業に小学3年生の子どもたちが挑戦した。農家の指導を受けながら育てたふくべ(ユウガオの実)が6~7キロになり、7月の今日、ついに収穫までこぎつけた。/国分寺西小学校(中川幸代校長)の畑では学年ごとにさまざまな作物づくりに挑戦している。子どもたちは作物のことが気になって仕方がない。登校するとすぐに畑を覗きに行き、朝の水やりなど、世話に余念がない。/ユウガオはひとつの茎に雄花、雌花(上の写真)がいっしょに咲く。受粉はハチやチョウ任せ。/収穫を迎えたふくべは、バスケットボールほどの大きさに。重たくて運ぶにも一苦労だ。/今回、指導にあたった干瓢農家、八木勇一さんの作業場に出かけ、干瓢ひきに初挑戦。きれいにひくコツ、機械の回転のはやさに合わせた絶妙な力加減を体感する。/竹ざおに一枚一枚重ならないように等間隔で干していく。天日干しで3日間乾燥させると出来上がり。/短く切れてしまった干瓢は売り物にはならないが、捨てるのはもったいない。大切に集めて干すことに。/昨年も3年生が干瓢づくりに取り組んだ。夏休み、近藤幸男さんの畑に出かけ、農家の干瓢づくりを学ぶ。/干瓢づくりは重労働。前日の夕方に畑でふくべを収穫。太陽が出る前に140~150個もの干瓢ひきを終了させなければならないため、深夜2時ごろから作業をはじめる。子どもたちはそんな近藤さんの話に耳を傾ける。
記事区分
親記事/かこみ
作目
備考/キーワードS200709_029
ページ数(ポイント数)4