記事ID | B200810_002 |
作品種別 | 農村文化運動 |
特集タイトル | 特集 世界食料危機と地域コミュニティの再生――どう生きる? 危機の時代 |
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記事タイトル | I 「グローバリゼーション」の矛盾をどう克服するか |
下位サブタイトル | ――食・農・環境・地域からの再編 |
年・月 | 2008年10月号 |
開始ページ | 3 |
執筆者 | 古沢広祐 |
執筆者所属 | 國學院大学教授 |
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見出し | ●一、時代とともに深まる食料危機の構造◎1 戦後、世界食料危機の三つの波◎2 世界の農業・食料の動向○(1)人口、食料生産、消費○(2)潜在的波乱を秘めるアジアの国々○(3)貿易の拡大と国際分業化で偏在する穀物貿易◎3 複合的危機の時代○(1)食料暴動で揺れたハイチとフィリピンで起きたこと○(2)複合的危機の時代●二、文明・文化・社会編成とグローバリゼーション――地球環境問題と食料・農業◎1 環境の視点から食と農をとらえ直す○(1)人間の生存を支える土台――環境軸から見た持続可能性○(2)自然・人間・社会の形成――アメリカ文明の世界化○(3)生物多様性の危機と食料・農業◎2 食料危機をめぐる社会編成上の問題○(1)アグリビジネスと内なる環境(健康)の危機○(2)「フード・ウォーズ」とフード・ポリティックス○(3)世界市場にそびえ立つアグリビジネス――フードシステムの社会的編成○(4)地域の食料主権の確立が地球的安全保障につながる○(5)食の未来を形成する道とは?◎3 グローバル化、WTO体制への反撃○(1)調整せまられるグローバリゼーション――世界貿易体制をめぐる攻防○(2)文明的対立を内包する農業交渉での攻防戦○(3)WTOをめぐる今後の攻防――誰が世界を制するのか●三、地球社会の安全保障の確立をめざして――進む地域の視点からのグローバル化◎1 世界に広がるオルタナティブの動き○(1)大地からの離反と回帰――ファストフードに対抗するスローフード○(2)国際協力・連帯に「環境」と「社会」の新視点を――南北問題、途上国支援、平和と軍事化○(3)開発・国際協力は、自己を映し出す鏡○(4)グローバルな視野からの統合戦略――NGOの関わりによる革新◎2 草の根の国際連携・相互協力の動き○(1)農業・農村とフェアトレード、オーガニックトレードの展開○(2)自給力を重視した市場形成、地域循環社会の構築○(3)キューバの有機農業による国興し――オルタナティブをめざす社会実験◎3 食・農・環境のセキュリティと食料主権の確立――基本的人権、人間の安全保障、文化多様性の視点から○(1)地域と人間のための安全保障○(2)フード・セキュリティの再構築――人権と安全保障の概念の拡張○(3)文化多様性条約と食料主権、生態安全保障○(4)地域コミュニティから築く地球的な食料安全保障政策を! |
キャプション | 古沢広祐/図1 穀物・大豆の価格の推移/図2 穀物の生産量、需要量、期末在庫率等の推移/表1 世界の穀物貿易の推移 1950~90年、単位:100万ドル/図3 世界の地域ごとの穀物貿易量(2007年)/図4 世界人口における都市人口と農村人口の動向/図5 エコロジカルフットプリント(1961~2001)/図6 主要作物の世界への伝搬・普及/図7 拡大する人間生態系/図8 巨大食品小売業者の上位10社が世界市場の24%を占拠/図9 イラク戦争の年間費用を俯瞰する |
記事区分 | |
親記事/かこみ | |
作目 | |
備考/キーワード | B200810_002 |
ページ数(ポイント数) | 67 |
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