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『農業技術大系』作物編 第3巻 福島・薄井+1〜福島・薄井+11(ページ数:11)

イネ=精農家の技術>本田編>独特な発想の技術体系

ポット成苗坪33株,水深30cmの疎植水中栽培で850kgどり,防除いらずの健康稲作 福島県須賀川市・薄井勝利

開始ページ: 福島・薄井+1

執筆者: 依田賢吾

執筆者所属: photofarmer

備 考: 執筆年 2017年

記事ID: s393004z



見出し

 1.疎植水中栽培のねらい ・・・〔2〕
  (1) 早期茎数確保イネとは逆の生育
  (2) 粒数を増やすよりも登熟を重視
  (3) 深水で茎を太く,大穂で登熟よく
 2.疎植水中栽培イネの生育 ・・・〔3〕
  (1) 前半は伸長型,中期から分げつ型
  (2) 少ない基肥でもテンポよく分げつ
  (3) 伸長が遅れる分,太い茎が揃う
  (4) 生育中期の二つの山で窒素を充足 ・・・〔4〕
  (5) 茎肥と穂肥を十分に効かせられる
  (6) 「骨格肥料」でガッチリ硬く育つ ・・・〔5〕
 3.疎植水中栽培の実際 ・・・〔6〕
  (1) 分げつ3本,5.5葉以上の成苗
   (1)ポット1穴2〜3粒の薄まき
   (2)種籾は60℃10分の温湯処理
   (3)換気と保温で10〜32℃を維持
   (4)1葉が展開するごとに追肥
   (5)剪葉して株元へ光を当てる
  (2) 坪33株の疎植,活着後の深水10cm ・・・〔7〕
   (1)うね間33cm,株間30cmで植付け
   (2)温まった水を落とさずに田植え
   (3)水深は田植え時に5〜6cmから
  (3) 出穂40日前に茎肥の施肥量を判断
   (1)茎数30〜50%,茎幅10mm以上
   (2)茎肥は条件を満たせば反当3kg ・・・〔8〕
  (4) 徐々に落水,作溝後に溝水管理 ・・・〔9〕
   (1)出穂40日前から3段階で落水
   (2)深さ15cm,幅20cmの溝を切る
  (5) 出穂30日前に穂肥,直前に実肥
   (1)穂肥は葉色が濃くても反当1〜2kg
   (2)実肥は葉色を見ながら反当1〜3kg ・・・〔10〕
  (6) 出穂10日後に味肥として骨格肥料
   (1)骨格肥料のケイ酸,リン酸,苦土
   (2)出穂60日後までイネを生かす ・・・〔11〕

キャプション

第1図 成苗疎植と稚苗密植イネの生育スケジュール
第2図 生育時期別窒素の吸収量
第1表 10a当たりの施肥量(目標800kgの例)
第2表 必要な肥料成分量の目安(単位:kg/10a)
第3表 私の防除暦
第3図 田植え直前の苗(品種:あきだわら)
第4表 育苗期の施肥
第4図 田植え2日後ですでに約10cmの深水
第5図 出穂約40日前,茎数限定期のコシヒカリ
第6図 茎肥を振り,完全落水したコシヒカリ
第7図 作溝の方法と溝水管理
第8図 出穂後のコシヒカリ