『現代農業』2018年2月号 88ページ~95ページ(ページ数:8)

特集:こっそり読もう 今さら聞けないタネと品種の話 きほんのき

タイトル

作型図の話

もうちょっと詳しく イネの早晩性

執筆者・取材対象: 依田賢吾(取材・写真)薄井勝利

地域: 福島県須賀川市

サンプル画像

見出し

●Q コシヒカリは早生? 中生? 晩生? A 西日本で植えたら早生だけど、東北では中生の晩だな。◎早生は夏、晩生は秋を感じて穂をつくる◎温度も光の影響も受ける中間型●Q 同じコシヒカリなのに、早生になったり晩生になったりするわけですね? A 葉っぱが1枚出るまでの積算温度で考えてみればわかりやすい。◎出葉テンポは福島8日、滋賀5日◎西日本は栄養生長期が短い●Q 西日本でコシヒカリをつくりこなすコツってありますか? A ズバリ、早く播いて早く植えればいい。◎茎数限定期までに葉齢を進める◎稚苗の4月中旬植えも可●Q どんなイネでも早播きすれば穫れるんですか? A 健苗が条件。それに、晩生の早播きは失敗するよ。◎苗半作でなく、苗九分作◎晩生は遅植え、元肥ゼロで

トップへ戻る