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記事IDN200006_004
作品種別農業教育
特集タイトル新科目・新課程を創る
上位サブタイトル授業改革への私の挑戦・提案
連載タイトル
記事タイトル自生地の環境と生育を発見、培養・栽培・環境を一体的に学ぶ「植物バイオテクノロジー」へ
下位サブタイトル
年・月2000年06月号
開始ページ36
執筆者編集部
執筆者所属
取材対象
地域1小山田智彰
地域2岩手県立遠野緑峰高等学校教諭
現地域
見出し●一、地域の植物と自生地の環境に学ぶ植物バイテク◎●培養のアイデア、ヒントは自然の山野に◎●徹底した自生地での環境と生育の調査◎●環境調査のデータを培養・栽培に生かす◎●自生地の生育調査、生育の姿から気づき、技術改善へ●二、「植物バイテク」を軸に植物と環境について深く学ぶ◎●授業の柱は培地・無菌操作、環境調査、生育調査◎●「自生地の環境を知る」ことで栽培の基本を学ぶ◎●「環境科学基礎」「農業科学基礎」とも深く関連させて
キャプション図1 培養に成功したアツモリソウの植物体/図2 自生地の環境調査(土壌のサンプルを採取)/表1 アツモリソウ自生地の土壌分析結果/表2 収集した地域の気象データの例(初雪 ウグイス カエル初鳴日等の記録、遠野市東穀町)/図3 環境保全型の増殖方式(緑峰方式)/図4 自生地での人工交配/図5 自生地に供給1年目の生育状態/図6 地域特産野菜「暮坪カブ」の無病苗の作出と種子生産(上から播種、生産調査、種子の調製)/図7 培養器内外における炭素の移動と蓄積を示す様式図 増殖器を1つの生態系として、その炭素収支を解析することは重要な研究課題である。これらの解析手法は、温室生態系、森林生態系、地球生態系などの解析手法と共通している面が多い。たとえば、培養植物への炭水化物の蓄積量は、培地から培養植物への糖の移動量と空気中の二酸化炭素の光合成による固定量の和から、培養植物の呼吸による二酸化炭素の放出量を差し引いたものとして得られる。また、炭水化物蓄積量に無機成分蓄積量を加えたものが乾物重になり、それに水分蓄積量を加えると生体重になる。(古在豊樹「植物組織培養の新段階」農文協による)
記事区分
親記事/かこみ親記事
作目
備考/キーワード
ページ数(ポイント数)8