『農業技術大系』野菜編 第3巻 基+119~基+138の4(ページ数:23)

イチゴ>基礎編>イチゴ栽培の基本技術

環境調節

開始ページ: 基+119

執筆者: 岩崎泰永

執筆者所属: 農研機構野菜茶業研究所

備 考: 執筆年 2014年

記事ID: y393002z

見出し

  (1) 環境調節の意義 ・・・〔1〕
  (2) 花芽分化と促成栽培の環境調節
  (3) 定植から第2花房分化までの温度管理,肥培管理 ・・・〔2〕
  (4) 第2花房分化後の管理 ・・・〔3〕
   (1)電照による日長制御と休眠 ・・・〔4〕
   (2)低温期の温度管理,肥培管理 ・・・〔5〕
   (3)CO2施用 ・・・〔7〕
  (5) ハウス内環境(とくに湿度環境)とCO2施用 ・・・〔8〕
   (1)湿度,飽差と光合成の関係
   (2)ハウス内環境の実態調査
   (3)ミストを利用した湿度制御 ・・・〔11〕
  (6) 地中加温,培地加温 ・・・〔13〕
   (1)深層地中加温
   (2)高設栽培での培地加温 ・・・〔14〕
  (7) クラウン温度制御 ・・・〔16〕
   (1)クラウン温度制御のシステム
   (2)高温期の花芽分化促進 ・・・〔17〕
   (3)低温期の草勢維持
   (4)システムの低コスト化
    地中熱(地下水)の利用 ・・・〔18〕
    排熱回収 ・・・〔19〕
    蓄熱水槽
   (5)独立プランタ型栽培槽との組合わせ ・・・〔20〕
    システムの概要と運転方法
    燃料使用量の削減効果 ・・・〔21〕
   (6)クラウン温度制御と培地加温・冷却の違い ・・・〔22〕

キャプション

第1図 イチゴ栽培にかかわる環境要因
第2図 イチゴ促成栽培と環境調節技術
第1表 定植後の肥培管理と気温管理が開花時期,着果数,葉柄長に及ぼす影響
第3図 培地の昇温抑制機能を備えたイチゴ高設栽培装置の概略
第4図 培地温の推移
第5図 培地の昇温抑制が第1花房の出蕾株率に及ぼす影響
第6図 電照開始時期が草高に及ぼす影響
第7図 電照開始時期が商品果収量に及ぼす影響
第8図 電照時間が草高に及ぼす影響
第9図 電照時間が商品果収量に及ぼす影響
第10図 培養液濃度と夜間管理温度の違いが商品果収量に及ぼす影響
第11図 培養液濃度と夜間管理温度の違いが草高と葉面積に及ぼす影響
第12図 夜間管理温度とCO2施用が商品果収量に及ぼす影響
第13図 相対湿度と飽差の関係,飽差の計算方法
第14図 水稲葉の光合成速度,気孔コンダクタンス,蒸散速度,葉内CO2濃度に及ぼす飽差の影響
第15図 ハウス形状(パイプハウス,鉄骨ハウス),栽培方法(土耕,高設)の違いがハウス内の気温,相対湿度,飽差の推移に及ぼす影響
第16図 ハウス形状(パイプハウス,鉄骨ハウス),栽培方法(土耕,高設)の違いがハウス内のCO2濃度の推移に及ぼす影響
第17図 湿度制御区および対照区の気温,湿度,飽差,CO2濃度の推移
第18図 加湿制御が商品果収量に及ぼす影響
第19図 CO2施用を行なう場合のハウス内CO2濃度推移の模式図
第2表 深層地中加温が月別商品収量に及ぼす影響
第20図 冬期の深層地中加温区および無加温区の深さ別地温推移
第21図 培地加温区の地温推移
第3表 培地加温がイチゴの収量,収穫果実,品質に及ぼす影響
第22図 高設栽培における栽培槽の材質の違いが商品果収量に及ぼす影響
第23図 高設栽培における栽培槽の材質の違いが培地温推移に及ぼす影響
第24図 クラウン温度制御が促成栽培における収量に及ぼす影響(2006年11月~2007年5月)
第25図 クラウン温度制御装置のハードウェア
第4表 クラウン温度制御が促成栽培における生育・収量に及ぼす影響(品種:あまおう)
第5表 クラウン温度制御が果実肥大に及ぼす影響
第26図 クラウン加温の有無と夜間最低温度の組合わせが商品果収量と果実数に及ぼす影響
第27図 自然エネルギーを利用したクラウン温度制御装置の模式図(熱源として井戸水を利用した例)
第28図 排熱回収器を利用した暖房機排ガスからの熱回収の模式図
第29図 独立した栽培槽(発泡スチロール製プランタ)
第30図 クラウン加温用熱交換
第31図 クラウン加温用の温湯ボイラー(左)と配管模式図(右)
第6表 クラウン加温を利用した暖房エネルギー(重油+灯油)の削減効果
第32図 栽培槽と地下部加温方法が果実収量に及ぼす影響

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