『農業技術大系』果樹編 第3巻 技+306の33の10~技+306の33の21(ページ数:12)

ナシ>基本技術編>各種栽培方法

大苗と「流線型仕立」による超早期成園化技術

開始ページ: 技+306の33の10

執筆者: 福田賢二

執筆者所属: 大分県農林水産研究指導センター

備 考: 執筆年 2014年

記事ID: k293001z

見出し

 1.技術開発の経緯と目的 ・・・〔1〕
  (1) 生産構造の問題点と品種更新の重要性
  (2) 技術の特徴と目標
  (3) 大苗が購入できる態勢づくり ・・・〔2〕
 2.「流線型仕立」の樹形
  (1) 3年目の成園化と栽培期間20年を見越す
  (2) 誘引作業を容易にする主枝ライン ・・・〔3〕
  (3) コンパクトな樹形と夏季剪定による同化養分の向上
 3.大苗育苗のポイント
  (1) 大苗専用育苗施設「大苗工場」
  (2) 育苗資材 ・・・〔4〕
  (3) 台木の選定とポット育苗 ・・・〔5〕
  (4) 接ぎ木と伸長促進 ・・・〔6〕
  (5) 病害虫対策
  (6) 誘引の重要性 ・・・〔7〕
  (7) 2年目以降の苗の管理
  (8) 2年生大苗の品種ごとの生長量
  (9) 苗の掘取りと運搬 ・・・〔8〕
 4.苗の植付け
  (1) 主枝ラインの設置と台風対策
  (2) 定植
 5.植付け後の側枝育成 ・・・〔9〕
  (1) 1年目の管理
  (2) 2年目以降の管理 ・・・〔10〕
 6.結実期の管理と着果目標 ・・・〔11〕

キャプション

第1図 「流線型仕立」の前提となる大苗の育成
第2図 「流線型仕立」3年生大苗の植付け直後
第3図 「流線型仕立」の裁植様式
第4図 地上1.6mと3.6mに作業用の足場と苗木支柱用の鋼管を設置した大苗工場
第5図 灌水施設の設置
第6図 大苗工場での誘引作業
第7図 大苗工場の模式図(単位:mm)
第1表 ナシのポット育苗における培養土の違いによる1年生苗の生長量
第2表 台木の違いによるナシ(品種:あきづき)の1年生苗の長さ(単位:cm)
第8図 台木ポットの植込みとその後の生長
第9図 接ぎ木の要領(台木はホクシマナメシ)
第3表 ナシ1年生苗および2年生苗の長さ(単位:cm)
第10図 大苗の運搬
第11図 主枝ライン固定金具
第12図 植付け作業の終了した状態
第13図 側枝を誘引した状態
第14図 短果枝をかいた後に発芽した葉芽(左)と主枝先端の腋花芽をかいた後に発生した葉芽(右)
第4表 ベンジルアミノプリン液剤散布によるいったん停止した芽の発芽率
第15図 側枝の折り曲げにより発生した陰芽
第16図 側枝の間隔と配置
第17図 主枝上の1か所から3本配置した側枝
第5表 ナシ「流線型仕立」植付け3年目の収量と果実品質
第18図 植付け3年目の結実状況(あきづき)

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