『農業技術大系』花卉編 第4巻 動向+145~動向+154(ページ数:10)

花卉の動向とマーケティング>直売所の切り花需要に対応する

蕾で収穫した切り花を特定日に開花させる技術

開始ページ: 動向+145

執筆者: 山中正仁豊原憲子仲照史虎太有里

執筆者所属: 兵庫県立農林水産技術総合センター地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所奈良県農業総合センター奈良県農業総合センター

備 考: 執筆年 2014年

記事ID: h164004z

見出し

  (1) 技術開発のねらい ・・・〔1〕
  (2) 技術の利用場面
   (1)気象条件によって生じる開花日のずれを調整する
   (2)週内の出荷量を調整する
   (3)開花が揃いやすい品目の出荷期を拡大する
   (4)収穫前の悪天候を回避する ・・・〔2〕
   (5)圃場の回転率を高める
  (3) 開花処理液の組成
   (1)糖質
   (2)エチレン作用阻害剤 ・・・〔3〕
   (3)植物ホルモン ・・・〔4〕
   (4)界面活性剤
   (5)抗菌剤
  (4) 品目ごとの開花液組成と収穫ステージ
  (5) 開花させる環境条件と開花調節 ・・・〔5〕
   (1)小ギク
   (2)ナデシコ
   (3)ユリ類(オリエンタルハイブリッド,L. A. ハイブリッド) ・・・〔6〕
   (4)ユーストマ
   (5)バラ
  (6) 温度制御による開花調節−ユリを例に
  (7) 開花処理室のつくり方とコスト ・・・〔7〕
   (1)スペース
   (2)温度管理(冷暖房)
   (3)照明 ・・・〔8〕
   (4)カーテン,発泡スチロール板などの断熱材
   (5)温度計,テーブル,加湿器など
   (6)開花室の設置コスト ・・・〔9〕
  (8) 実施上の留意点
   (1)収穫
   (2)収穫後の調製
   (3)開花処理液
   (4)開花室への搬入と開花調節 ・・・〔10〕

キャプション

第1図 農産物直売所のロス半減を目的とした技術イメージ
第2図 蕾期収穫切り花の開花に対するショ糖の効果(ユーストマ(品種:ラムレーズン))
第3図 蕾期収穫切り花の開花に対するショ糖の効果(小ギク(品種:金の祝))
第4図 開花処理時のショ糖濃度が頭花の開花数に及ぼす影響(小ギク(品種:金の祝)
第5図 糖の過剰吸収による障害
第6図 開花処理時のSTSとショ糖の混用が開花後の葉の黄変指数に及ぼす影響(小ギク(品種:川風))
第7図 小ギク開花処理での界面活性剤が新鮮重に及ぼす影響
第1表 収穫する蕾のステージと開花処理液組成の例
第8図 品目ごとの収穫蕾ステージと開花
第2表 開花処理の環境要因と開花調節
第9図 ユリ蕾期収穫切り花の開花速度と温度の関係
第10図 ユリの蕾の生長速度の計算式
第11図 直線回帰式から求めたユリ蕾期収穫切り花の開花処理温度
第12図 ユリ切り花の開花日予測・処理導出ソフトウエア
第13図 開花室モデル
第14図 開花室で発生したユーストマの開花不良
第15図 蕾ステージに合わせた開花調節

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