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記事IDg331004z
作品種別防除総覧
診断編
第1巻
書名/作目名等普通作物
サブタイトルイネ科>害虫
記事タイトルイネ セジロウンカ
2018年
追録号追録49号
開始ページ31
執筆者岸本 良一・田村 市太郎\松村 正哉
執筆者所属三重大学・元農水省北陸農業試験場\農研機構本部
地域1
地域2
現地域
地域コード
見出し
キャプション飛来世代成虫:異常飛来時には株当たり数頭から数十頭もの成虫が定着する。
産卵による被害:葉鞘が褐変する。
吸汁害:葉先が黄変する。トビイロウンカのような円形の坪枯れにはならず,不定形。
飼料用イネ品種の全面枯れ:インディカ稲との交配で育成された飼料用イネや新規需要米の品種の一部では,増殖率が高く,全面枯れとなることもある。
雌成虫の長翅型:体長4~4.5,mm,胸部背面に白斑が目立つのでこの名がある。体色は灰褐色~黒褐色で,雄よりやや淡色。短翅型は7月末~8月に出現し,体全体が白っぽいものが多い。
雌成虫の短翅型:体長4~4.5,mm,胸部背面に白斑が目立つのでこの名がある。体色は灰褐色~黒褐色で,雄よりやや淡色。短翅型は7月末~8月に出現し,体全体が白っぽいものが多い。
雄成虫の長翅型:雌より白斑がはっきりし,体形もすんなりして翅がよく伸びた感じがする。翅の端が黒化することが多い。雄では短翅型は出現しない。
幼虫:長い菱形で白地に黒~灰褐色の雲形紋があり,水面に払い落とすと後脚を左右に水平に伸ばす。
卵:正常に発育している卵(左)とイネの殺卵反応で死亡した卵(右)。
作目
ページ数(ポイント数)6