『農業技術大系』野菜編 第8-2巻 基+151~基+166(ページ数:16)

タマネギ>基礎編>各作型での基本技術と生理

機械化一貫栽培(セル成型苗移植栽培)

開始ページ: 基+151

執筆者: 松尾良満

執筆者所属: 佐賀県農業試験研究センター白石分場

備 考: 執筆年 1996年

記事ID: y21809zz

見出し

I この栽培のねらいと目標
 1.機械化栽培の背景
 2.機械化栽培の特徴・作業体系とねらい ・・・〔2〕
   (1)生産から販売までの「機械化システム」として開発
   (2)作業機の内容
   (3)物流最小単位は300kg
 3.作型での生かし方 ・・・〔3〕
 4.機械の導入条件と生かし方 ・・・〔4〕
II 栽培の要点 ・・・〔6〕
 1.セル成型(ポット)苗の苗質と育苗のポイント
   (1)セル苗の特徴
   (2)育苗のポイント
 2.定植精度と左右する条件
 3.初期生育の確保 ・・・〔7〕
 4.圃場条件と定植後の生育
III 機械化栽培の実際 ・・・〔8〕
 1.セル成型苗の育苗
   (1)セルトレイ,種子,用土の準備
   (2)播種
   (3)苗床の準備
   (4)セルトレイの苗床への設置
   (5)発芽から定植までの管理 ・・・〔9〕
   (6)根鉢の固結化(TB-1処理)
 2.畑の準備と定植 ・・・〔10〕
   (1)耕うん,うね立て
   (2)機械移植
 3.追肥,中耕,土入れ,防除
 4.根切りおよび収穫と運搬 ・・・〔11〕
   (1)根切り
   (2)収穫作業
   (3)収穫後の運搬 ・・・〔12〕
 5.乾燥と貯蔵 ・・・〔13〕
IV 機械化一貫体系の今後の課題 ・・・〔15〕
 1.機械化体系の課題
 2.導入するうえでの産地の課題

キャプション

第1表 野菜の輸入動向
第1図 平成7年産タマネギ国別輸入実績
第2表 主要な野菜の国内供給総量に対する輸入生鮮野菜の割合
第2図 タマネギの機械化一貫体系と問題点
第3表 機械収穫タマネギの葉鞘長(極早生品種)(1994)
   キーワード:プレスト3\T‐357
第4表 機械収穫時の葉鞘長と損傷球の発生(早生品種)(1994~95)
   キーワード:七宝早生2号\七宝早生7号
第3図 タマネギ機械化一貫体系の機種名と改善点
第4図 乗用管理機の管理面積と損益分岐試算例(1995)
   キーワード:タマネギ耕作面積\水稲耕作面積
第5表 機械利用規模の計算基礎
   キーワード:タマネギ移植機\タマネギ収穫機
第6表 定植方法と生育経過と収量(品種:もみじ3号)(1993)
   キーワード:草丈\葉数\全重\球重
第7表 定植時の苗質(もみじ3号,1992年9月22日播種,11月17日調査)
   キーワード:草丈\葉数\葉鞘径\苗重\手植え\機械
第5図 タマネギセル成型(ポット)苗
第6図 セル成型トレイ(448穴,水稲タマネギ兼用)
第7図 全自動播種機+培土供給コンベアのセット
第8図 セル成型トレイに播種後,苗床へ並べ,踏込み後潅水する(苗床の状態)
第9図 苗床へトレイを並べ潅水後にアルミシート被覆。四方向を完全に押えること(土)が大切である
第10図 育苗床での移植前のトンネル被覆による雨よけ(日中は除去して夜間は被覆する‐雨を入れない)
第11図 ロータリー新型(46~48本爪)によるうね立て後の状態(機械移植用)
第8表 全自動移植機の作業性能と能率(10a)(1991)
第9表 タマネギ移植機労力比較(1993)
   キーワード:半自動\全自動
第12図 M社(OP‐41)の全自動タマネギ移植機(4条植え)
第13図 乗用管理機(JK‐11)による追肥,中耕,土入れ
第14図 乗用管理機による薬剤散布(ブームスプレヤー)
第10表 根切り機使用回数による傷球割合(%)
   キーワード:ターザン
第11表 全自動収穫機の作業性能(1992)
第15図 収穫前の畦内根切り作業
第16図 全自動収穫機(TH‐1000)七宝早生7号の収穫
第12表 全自動収穫機と手作業の比較
   キーワード:実作業時間\クボタTH‐1000
第13表 品種別の収穫機の作業性能
   キーワード:七宝早生7号\葉鞘長の切断の長さ\損傷球\ターザン\もみじ3号
第17図 機械移植,収穫の基準植栽(機械化標準)
第19図 フロントローダー型運搬車(最大360kg積載)
第18図 リフト型運搬車(最大500kg積載)
第20図 300kgコンテナーによる運搬(ゴムクローラ不整地フオークリフト使用)
第21図 全自動乾燥機(オートラックドライヤー)600kgタイプ(JA諫早市)
第14表 早生品種の除湿通風乾燥による乾燥経過(七宝早生7号)(1995)
   キーワード:乾燥時間\重量\減量率
第22図 全自動選果機(形状選果)
第23図 機械化一貫体系によって生産された根付きタマネギ
第15表 CA貯蔵・温度条件と貯蔵性(処理区はO2濃度%‐CO2濃度%,1994~1995)
   キーワード:腐敗球\萌芽球\球内萌芽長\発根率

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