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記事IDS200705_024
作品種別食農教育
特集タイトル特集 どうすすめる? 5年生のお米学習
上位サブタイトル
連載タイトル
記事タイトル図解 バケツで稲で観察
下位サブタイトル5年生理科「発芽と成長」「花から実へ」
年・月2007年05月号
開始ページ72
執筆者長谷部浅和
執筆者所属山形県立置賜農業高等学校飯豊分校
取材対象
地域1
地域2
現地域
見出し●■タネを分解してみる●■幼い葉っぱの栄養●■茎はどこにある?●■苗をハサミで切ると?●■花から実へ
キャプションモミの皮をむいた玄米と、玄米の表皮(米ヌカ)をけずりとった白米(写真はすべて赤松富仁、※を除く)/ごはん粒のヨウ素デンプン反応。全体が紫色に染まる/根や茎、葉になる部分が、イネの種モミよりもはっきりとわかります(※)/芽と根が伸びるにつれて、胚乳のヨウ素デンプン反応がうすくなっていきます。デンプンが糖に変わって消費されていくため、青みがうすくなっていくのです(*カラー写真は『ぼくらのイネつくり第1巻』を参照)/3枚目の葉っぱが伸び終えるころには、モミの中が空っぽです。このころまでに根が伸びて、自力で養分を吸えるようになります/インゲンマメの養分は、ふた葉(子葉)に蓄えられています。ふた葉は、本葉が育つにしたがって、だんだんしぼんでいきます。蓄えられたデンプンが消費されているからです(※)/生育中のイネの根元を縦に切ってみましょう。葉にくるまった格好で、ちっちゃなタケノコのような節をもった茎の姿が観察できます。葉はその節ごとにでていて、成長するにしたがい、さらにその節から新しい茎と葉がでてきます(分げつ)/ハサミでチョキンと切ってみました。すると、左の写真のように、残った葉のサヤや新しい葉が次の日に1~2cmも伸びて、1週間後には新しい葉が開いて回復してしまいます。これは、茎や成長点が地中に残っているからです/ハサミで切った直後/切り口の中から葉が伸びる/先端が切られた葉が伸びきり、中から新しい葉が伸び始めた/開花前のつぼみの中。おしべの葯の中に黄色い花粉がいっぱいにつまっています/6本のおしべの葯が開き、花粉がめしべにふりかかります。めしべについた花粉はすぐに花粉管を伸ばし、胚に達して受精します/めしべについた花粉/めしべの柱頭がしおれ、子房がまず縦に伸び始めます/先端まで伸びました。これから横に肥大します/モミはほぼ、モミガラいっぱいに大きくなります。この後、20日くらいかけて、糖がデンプンに変わり、モミが硬くなっていきます(*撮影:鈴木公冶)/このころ、指でつぶすと、白い汁がでます。なめると甘い! スズメやカメムシも大好きな汁です
記事区分
親記事/かこみ
作目
備考/キーワードS200705_024
ページ数(ポイント数)8