『現代農業』1989年9月号 348ページ~355ページ(ページ数:8)

タイトル

21世紀への提言(14)

世界農政を誤らせた「自立可能な経営」=バイアブル農業

人類の危機克服に向けて見直しと転換を

執筆者・取材対象: 久宗高

見出し

●「農業は自立が可能か?」 根源的疑問が政策にすりかえられた-フランス◎日本でも政策目標として「自立」に注目◎疑問を出したベルグマン博士は左遷、近代化をうたう農業基本法が成立●高度成長と「自立」農政にうめき声をあげるフランス農村◎抵抗の書「百姓のいなくなったフランス」●ヨーロッパで規模拡大農業の方向転換の動き◎規模拡大のチャンピオン、マンスホルトEC委員長の「転向」◎「農」の本来の姿、家族経営の存続を重視◎ECの新しい「農業政策」 農村社会の維持、環境の保全が課題に●西欧型近代農政を問い直す◎経済成長と農業との関係を見すえる◎工業への追随がねらいだった西ドイツの農業基本法●「人類の危機」の克服と家族農業への回帰-第三世界とともに新課題への挑戦

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