『現代農業』2020年8月号 278ページ~289ページ(ページ数:12)

タイトル

Q&Aでよくわかる 「品種の海外流出」と「農家の自家増殖」は別問題だ

種苗法改定に異議あり!

執筆者・取材対象: 編集部

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●Q 日本の大事な品種が、海外に流出しちゃってるんでしょ?◎A ブドウの「シャインマスカット」やカンキツの「紅まどんな」などが中国や韓国で栽培され、他国に輸出されています。●Q イチゴの品種も盗まれて、5年で220億円も損失が出ているんでしょ?◎A 日本の「レッドパール」や「章姫」を交配して、韓国で品種開発が進んでいます。でも、農水省の試算はちょっとおかしい。●Q 海外流出を防ぐためにも、日本の農家の自家増殖を許諾制にする必要があるんでしょ?◎A 品種の海外流出と農家の自家増殖とはまったくの別問題。農水省もじつは認めています。●Q 品種の海外流出は防ぎたいけど、農家の自家増殖は制限されたくない。◎A いっそ、それぞれ別の法案に分けたらどうか。

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