『農業技術大系』花卉編 第3巻 本体+226の1の14~本体+226の1の30(ページ数:17)

環境要素とその制御>環境要素とその活用,制御>花卉生産での光の利用>花卉生産での人工光源の利用

キクの光周性花成のしくみと電照の最適化への展開

開始ページ: 本体+226の1の14

執筆者: 久松完

執筆者所属: 農研機構野菜花き研究部門

備 考: 執筆年 2016年

記事ID: h193001z

見出し

  (1) 光周性・限界日長・暗期中断 ・・・〔1〕
  (2) 暗期中断による花成抑制とフィトクロム ・・・〔2〕
  (3) フロリゲンとアンチフロリゲン ・・・〔3〕
  (4) FT/TFL1様因子による花成遺伝子ネットワークの制御 ・・・〔5〕
  (5) 概日時計と外的な光情報 ・・・〔6〕
   (1)外的符合モデル
   (2)内的符合モデル ・・・〔7〕
   (3)概日時計とゲート効果 ・・・〔9〕
  (6) キクの光周性花成のしくみ ・・・〔10〕
   (1)キクのFT/TFL1様因子による花成制御
   (2)暗期の重要性 ・・・〔12〕
   (3)電照抑制の鍵:光によるAFT遺伝子の発現調節
  (7) 電照の最適化への展開 ・・・〔13〕
   (1)光の光質(波長)
    花成抑制効果が高い波長域
    FR光の影響
    異なる光源間での花成抑制能力の比較 ・・・〔14〕
   (2)光の量(強さ・時間)
   (3)光照射のタイミング ・・・〔15〕
   (4)光源選択と光環境の計量・評価

キャプション

第1図 暗期中断によるキクタニギクの花成抑制効果に及ぼす光質の影響
第2図 フィトクロムの可逆的な光スイッチ機構
第3図 フィトクロムの光吸収スペクトル(A),光化学変換の作用スペクトル(B),光平衡状態(C)
第4図 キクのフロリゲンとアンチフロリゲンによる花成のしくみ
第5図 日長感受部位と開花促進物質と抑制物質の存在(キクを用いた事例)
第6図 キクのフロリゲンとアンチフロリゲン遺伝子の発見
第7図 FTによる花成遺伝子発現制御ネットワーク(シロイヌナズナの事例)
第8図 概日時計によるCO発現制御とCOと光の外的符合によるFT発現制御
第9図 GIとFKF1発現によるCO-FT発現制御
第10図 ゲート効果の模式図
第11図 イネでのGhd7,Ehd1によるHd3a発現制御ネットワーク
第12図 FT/TFL1様因子によるキクの花成制御
第13図 キクは絶対的な暗期の長さを認識して花成を決定する
第14図 ゲート効果によるキクのAFT発現制御
第15図 葉の粗抽出物の光吸収スペクトル(キク)

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