『農業技術大系』畜産編 第8巻 本体+666の2~本体+666の12(ページ数:11)

環境対策>事例編

養豚・一貫経営・母豚500頭 ○光合成細菌を利用してラグーンの発酵促進と悪臭抑制 ○処理水でつくったボカシ飼料給与で健康と発育促進 ○処理水の活用で舎内消臭,良質堆肥づくり・販売 茨城県鹿島郡旭村 (有限会社)相模原畜産・茨城農場

開始ページ: 本体+666の2

執筆者: 西村良平

執筆者所属: 未利用資源研究会

備 考: 執筆年 1997年

記事ID: c16810zz

見出し

〈ふん尿処理・環境対策をめぐる問題〉  ・・・〔1〕
 1.地域の状況
   (1)地域の特徴
   (2)地域でのふん尿処理・環境対策の問題点
 2.茨城農場の経営とふん尿処理・環境対策
   (1)経営の特徴
   (2)ふん尿処理・環境対策の経過と現状 ・・・〔3〕
〈ふん尿処理の施設(方式)と処理の実際〉 ・・・〔4〕
 1.処理方式の概要
 2.汚水処理のシステム
 3.光合成細菌の投入と処理の経過 ・・・〔5〕
 4.光合成細菌の増殖 ・・・〔6〕
 5.処理水の床への散布
   (1)ハウス豚舎への散布と効果
   (2)通路の消臭効果 ・・・〔7〕
 6.処理水を活用した堆肥づくり
 7.処理水を利用したボカシ(発酵)飼料 ・・・〔8〕
   (1)ボカシ飼料つくり
   (2)母豚への給与と効果
   (3)子豚への給与と効果
〈処理産物の特徴と活用〉 ・・・〔9〕
 1.処理産物の品質・評価
 2.サンプル出荷による販路づくり
〈ふん尿処理・環境対策のコストと課題〉 ・・・〔10〕
 1.導入コスト
 2.維持管理コストと堆肥販売実績
 3.今後の課題 ・・・〔11〕
〈飼養技術の特徴〉
 1.母豚の飼養管理
 2.肥育豚の飼養管理
 3.衛生管理

キャプション

経営の概要
第1図 茨城農場の配置図
第1表 経営とふん尿処理状況の推移
第2図 分娩豚舎のスノコの下がピットになっている
第3図 汚水がセパレーターで固液に分離される
第4図 曝気槽を通り処理される汚水・処理水の流れ
第5図 第一曝気槽
第6図 第一ラグーン
第7図 第二ラグーン
第8図 第三ラグーン(岩下原図)
第9図 光合成細菌(PSB)の入った1kg用容器
第10図 第二曝気槽では光合成細菌の働きを示すえんじ色の液体が見られる(岩下原図)
第11図 ハウス豚舎はダストが床材に使われている(岩下原図)
第12図 10t車で届いたダスト
第13図 堆肥舎で発酵する堆肥(岩下原図)
第14図 あま酸っぱいアルコール臭があるボカシ飼料(岩下原図)
第15図 離乳舎ではプッシャーで乳酸発酵水が飲める(岩下原図)

トップへ戻る