『農業技術大系』作物編 第2-2巻 技+522の29の51の16~技+522の29の51の26(ページ数:11)

イネ=基本技術(2)>基本技術編>気象災害>高温障害

コメの白未熟粒などの発生と品質向上対策 (富山県)

開始ページ: 技+522の29の51の16

執筆者: 高橋渉

執筆者所属: 富山県農業技術センター農業試験場

備 考: 執筆年 2004年

記事ID: s262206z

見出し

 1.登熟期の異常高温の影響 ・・・〔1〕
  (1) 富山県での白未熟粒・胴割米の発生推移
  (2) 登熟期高温回避としての田植え時期の繰下げと生育の変化
 2.白未熟粒発生軽減技術の開発 ・・・〔4〕
  (1) 過剰な初期生育の抑制による稲体の活力維持
  (2) 基白,背白粒発生軽減のための適正な栄養状態 ・・・〔7〕
  (3) 乳白粒発生軽減のための適正籾数とその構成
  (4) 課題となる栽培技術の組立て ・・・〔8〕
 3.コシヒカリの胴割米発生予測法
  (1) 登熟期の平均気温・日射量と胴割米発生の関係
  (2) 登熟期間の葉色と胴割米発生の関係 ・・・〔10〕
  (3) 登熟期間の水管理と胴割米発生の関係 ・・・〔11〕
  (4) 有効土層深と胴割米発生の関係

キャプション

第1図 富山県および全国の一等米比率の推移
第2図 5年ごとの平均気温の推移
第3図 移植期と出穂期の関係
第4図 登熟期間の平均気温の推移(平成14年)
第5図 出穂期と基白,背白粒発生比率の関係(平成14年)
第6図 平成12~14年の作期別の玄米外観品質
第7図 出穂後20日間の平均気温と完全粒歩合の関係(平成13,14年)
第8図 平成10~14年の気温で計算した出穂後20日間の平均気温の推移
第1表 田植え日が異なる場合の発育段階予測
   キーワード:出穂期/成熟期
第9図 茎数の推移(平成15年)
第10図 葉色の推移(平成15年)
第11図 最近の茎数推移の傾向
第12図 最近の葉色推移の傾向
第13図 生育初期の高温処理
第14図 茎数の推移(平成15年)
   キーワード:栽植密度/植付け深さ
第15図 栽植密度,植付け深さを変えた場合の初期高温処理が白未熟粒発生に及ぼす影響(平成15年)
第16図 群落葉色の推移(平成15年)
第17図 植付け深さが異なる場合の出穂期の根の状態(平成15年)
第18図 栽植密度と出穂期葉色および背白粒発生比率の関係(平成16年)
第19図 栽植密度を変えた場合の登熟盛期の光合成速度(平成16年)
第20図 穂揃期の葉色と基白,背白粒の関係(平成14年)
第21図 穂肥施用時期が葉色の推移および基白,背白粒発生比率に及ぼす影響(平成16年)
   キーワード:出穂12日前/出穂3日前
第22図 m2当たり籾数と乳白粒発生比率の関係
第23図 一穂籾数と乳白粒発生比率の関係(平成16年)
第24図 登熟期間の気象と全胴割れ率の関係(昭和63年~平成10年)
   キーワード:平均気温/最高気温/最低気温/全天日射量/降水量
第25図 出穂後0~19日の平均気温と全胴割れ率の関係(平成12年)
第26図 出穂後30日~成熟期の全天日射量と全胴割れ率の関係(平成12年)
第27図 未知データを用いた胴割米発生予測
第28図 予測モデルによるシミュレーション結果
第29図 穂揃期の葉色と胴割米発生および精米タンパク含有率の関係(平成12年)
第30図 水管理の違いによる地温の日変化 (平成12年8月28日)
   キーワード:飽水(夜間灌水)/早期落水/気温
第31図 1筆圃場内の有効土層深と胴割米発生程度の関係(平成12年)

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