『農業技術大系』花卉編 第10巻 本体+470の8~本体+470の23(ページ数:16)

球根類>主な球根類>ユリ類>栽培の基礎

ユリ球根の貯蔵技術と流通の現状

開始ページ: 本体+470の8

執筆者: 吉田光毅山本史哉

執筆者所属: 大成建設(株)技術センター(株)日新

備 考: 執筆年 2004年

記事ID: h06a002z

見出し

  (1)氷温貯蔵と切り花生産 ・・・〔1〕
  (2)国内の氷温貯蔵の現状と問題点
  (3)オランダの球根栽培会社と輸出会社
  (4)オランダ以外の産地動向 ・・・〔2〕
  (5)掘上げから出港までの流れ
   (1)掘上げと検品・出荷
   (2)輸出会社の作業 ・・・〔3〕
   (3)予備冷蔵
  (6)海上コンテナでの輸送
   (1)輸送経路と輸送時期
   (2)コンテナの設定温度と実温度 ・・・〔4〕
   (3)機械の性能
   (4)温度設定の単位 ・・・〔5〕
   (5)コンテナ内温度分布の測定結果
   (6)冷凍機の霜とり時の影響 ・・・〔6〕
  (7)入港後の防疫検査と通関手続き ・・・〔7〕
  (8)国内冷蔵倉庫での氷温貯蔵
   (1)設備の規模と性能
   (2)倉庫の運用方法による工夫 ・・・〔8〕
  (9)解凍処理 ・・・〔9〕
  (10)ユリ球根の貯蔵技術
   (1)球根の貯蔵温度
   (2)貯蔵温度と球根の品質
   (3)凍結障害 ・・・〔11〕
   (4)貯蔵球根の水分維持 ・・・〔13〕
  (11)超低酸素分圧(ULO)貯蔵 ・・・〔15〕

キャプション

第1図 オランダ産氷温貯蔵ユリ球根の海上輸送航路
第1表 ユリ球根品種と発送期日による輸送設定温度
第2図 氷温貯蔵ユリ球根ケースを積載したコンテナの中央付近での温度計測結果
第2表 ユリ球根ケースを積載し冷凍機を運転しているときのコンテナ内温度分布
   キーワード:床高/冷凍機付近/中央付近/戸口付近
第3表 ユリ球根ケースを積載し霜とりを行なったときのコンテナ内の最高温度分布
   キーワード:床高/冷凍機付近/中央付近/戸口付近
第3図 コンテナ内部が−2〜8℃まで上昇した場合の球根ケース内の温度変化
   キーワード:室温とケース内温度との関係/ピートモス表面と球根温度との関係
第4表 霜とり時の球根ケース内の温度変化
   キーワード:霜とり前温度/霜とり中温度/温度上昇値/冷蔵庫内/球根表面/球根内部
第4図 氷温貯蔵用の大規模倉庫の設備改修工事により温度精度が向上した例
   キーワード:冷凍機運転時/霜とり時
第5表 1995年11月CNB INFO掲載のユリ品種の氷温貯蔵設定温度
   キーワード:アジアティック系/オリエンタル系/テッポウユリ/カノコユリ
第5図 カサブランカとノバセントの発芽に対する貯蔵温度と期間の影響
第6図 冷蔵倉庫内の温度が周期的に変化したときの球根ケース内の温度変化
   キーワード:室内/ピートモス表面/球根表面
第6表 倉庫の室温が周期的に変動した場合の球根ケース内温度の変化
   キーワード:球根ケース内のピートモス温度/ピートモスから表面に出た状態の球根温度
第7表 室温が周期的に変動した状態で6か月間貯蔵した球根の発芽状態
   キーワード:芽の長さ/発芽率
第7図 凍結障害の一つであるブラックノーズ
第8図 −3〜−2℃で貯蔵中に観察された水浸状態。左は貯蔵開始前,右は−3℃で6か月貯蔵した水浸状態の球根
第9図 オリエンタル系品種カサブランカ球根内部の水浸状態に対する貯蔵温度と貯蔵期間の影響
   キーワード:貯蔵3か月/貯蔵6か月/貯蔵9か月
第10図 9か月間貯蔵した場合のオリエンタル系品種カサブランカの状態
第11図 アジアティック系品種ノバセントを−3℃で6か月間以上貯蔵した場合に観察された球根内部の黄化。左は貯蔵開始前,右は貯蔵後,内部が黄化した球根
第8表 標準および超低酸素下(ULO)貯蔵されたユリ切り花品質の比較
   キーワード:球周/切り花重/花数

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