『農業技術大系』野菜編 第7巻 応+83~応+90(ページ数:8)

ツケナ類>精農家のツケナ類栽培技術

〈大阪シロナ,マナ(ナタネナ)〉近郊契約栽培 良質系統の自家採種-斉一な発芽で良品の周年出荷 大阪府羽曳野市南島泉 松村茂さん(-歳)

開始ページ: 応+83

執筆者: 赤木禎二

執筆者所属: 大阪府南河内地区農業改良普及所

備 考: 執筆年 1973年

記事ID: y0701850

見出し

〈技術の特色・ポイント〉 ・・・〔1〕
    商品価値の高い系統を選ぶ
    発芽を斉一にさせる
    高度の連作を避け,土壌を老朽化させない
    周年出荷できる作付け ・・・〔2〕
〈作物のとらえ方〉
    ○大阪シロナ
    軸が白く,株まわりのよい黄葉が理想
    つくりにくいがおもしろみのある夏まき栽培
    収益の安定しているのはトンネル栽培
    ○マナ(ナタネナ)
    イネの後作がよい
    2~3月どりが本命 ・・・〔3〕
〈栽培体系〉
    ○大阪シロナ
    ○マナ(ナタネナ)
〈技術のおさえどころ〉 ・・・〔4〕
    ○大阪シロナ
 1.播種準備
 2.播種
 3.播種後の管理
    潅水
    トンネルつくり
    間引き
    トンネルの開閉
    追肥 ・・・〔5〕
 4.収穫,荷造り
    ○マナ(ナタネナ)
 1.播種準備
 2.播種
 3.播種後の管理 ・・・〔6〕
    潅水
    間引き
    追肥
 4.収穫,荷造り
〈栽培技術上の問題点〉
    連作障害を回避するための耕土培養
    潅水作業の省力化が望ましい
    ビニールハウスなど施設の導入が必要
〈付〉経営上の特色 ・・・〔7〕
    地区の特色
    家族構成と農業従事
    労働時間,労働配分
    周年利用
    生産費と採算性
    出荷,市場 ・・・〔8〕
    今後の方向

キャプション

経営の概要
   キーワード:沖積層\壌土
第1図 採種用株(左:晩生マナ,右:晩生大阪シロナ)
第2図 晩生大阪シロナ
第3図 晩生マナ
第1表 大阪シロナの栽培暦
第2表 マナの栽培暦
第4図 栽培期間中の気象
第3表 大阪シロナの施肥量(2/中まき,トンネル)(10a当たり)
   キーワード:乾燥鶏糞\有機入り配合\尿素\苦土石灰
第5図 大阪シロナのトンネル
第4表 マナ(ナタネナ)の施肥量(10a当たり)
   キーワード:有機入り配合\燐加安14号\尿素
第6図 晩生大阪シロナの生育状況
第7図 結束した大阪シロナ
第8図 マナへの潅水作業
第9図 結束したマナ
第10図 48年産野菜の種類,品種とその作型
第5表 大阪シロナ,マナ(ナタネナ)栽培の所要労力(10a)
第6表 マナ(ナタネナ)の生産費と収益(昭和48年産)(10a当たり)
第7表 大阪シロナ(早春まきトンネル)の生産費と収益(昭和48年産)(10a当たり)

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