『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 神奈川 横須賀長井+1~神奈川 横須賀長井+16(ページ数:16)

環境保全型農業の地域展開

コーヒーかす・ウーロン茶かすなど,未利用資源活用型農業と消費者連携 ○地域の未利用資源を生かした堆肥づくり ○土つくりが基本,土壌分析と対抗植物の活用で減農薬 ○環境保全型農業に農家・消費者・スーパー・中卸とともに取り組む 神奈川県横須賀市・横須賀長井有機農法研究会

開始ページ: 神奈川 横須賀長井+1

執筆者: 鈴木浩之

執筆者所属: 横須賀長井有機農法研究会

備 考: 執筆年 2005年

記事ID: d168003z

見出し

〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
 1.地域の条件
   (1)地域の自然条件
   (2)地域の社会的条件
 2.土地利用の歴史と現在
〈環境保全型農業への取組み〉 ・・・〔2〕
 1.取組みの特徴
   (1)消費者との結びつきが,マリーゴールドの広がりへ
   (2)失敗から広がったフェロモントラップ
   (3)地元の有機質資源を活用する
   (4)農薬,化学肥料に依存しない農業を目指す ・・・〔3〕
   (5)三浦半島農業のネットワークと環境保全
 2.動機と狙い
   (1)産地を悩ます連作障害
   (2)発酵技術を用いた土つくりを学ぶ仲間として ・・・〔5〕
   (3)有機農法への転換—無農薬を目指すきっかけ—
   (4)横須賀長井有機農法研究会の発足
 3.その後の発展と経過 ・・・〔6〕
   (1)研究会で取り組んだ研究実績
   (2)有機農法実現への技術改善例 ・・・〔7〕
   (3)地域と協調した環境保全型農業
〈取組みの実際と技術〉 ・・・〔8〕
 1.有機質活用の仕組みと実際
   (1)土つくりの大切さと土壌分析
   (2)堆肥の原料の入手先と廃棄物交換システム ・・・〔9〕
   (3)三浦半島有機物再生利用組合の役割
   (4)堆肥化の方法・施用法
   (5)堆肥の分析 ・・・〔10〕
 2.土地利用の仕組みと施肥 ・・・〔11〕
   (1)作付け品目の変化とカレー食材
   (2)緑肥の効果と休耕地の利用 ・・・〔12〕
   (3)肥料の選択と施肥法の改善 ・・・〔13〕
   (4)土つくりと野菜の品質 ・・・〔14〕
 3.病害虫対策
   (1)バンカープランツとコンパニオンプランツ
   (2)太陽熱処理の効果と普及
 4.販売,流通チャンネルの拡大と地域への展開 ・・・〔15〕
   (1)販売先の多様化
   (2)キャベツ産地の学校給食で他産地のキャベツが利用されていた
   (3)流通コストの削減 ・・・〔16〕
〈成果と今後の課題〉

キャプション

環境保全型農業への取組みの概要
第1図 三浦半島農業のネットワーク
第1表 三浦半島で発生した各野菜の連作障害
   キーワード:ガリダイコン/スイカ緑斑モザイクウイルス病/ダイコン,キャベツの萎黄病/ダイコンのキタネグサレセンチュウ/ごまダイコン/キャベツの根こぶ病/スイカ,メロンのつる枯病/ダイコンの黒斑細菌病/キャベツの腐敗病/カボチャの疫病/ウリ科野菜根腐れ症/キャベツの菌核病と灰色かび病
第2図 研究会の活動年表
第2表 研究会で取り組んだ研究実績
第3図 三浦半島のマリーゴールド畑
第3表 有機農法実現への技術改善例
第4表 堆肥の原料と入手先
第4図 有機ガエルの会の組織図
第5図 堆肥の製造工程
第6図 堆肥舎と野菜くずの利用
第7図 ボカシ肥の製造
第5表 堆肥の分析結果(神奈川県農総研,成分は乾物%)
第6表 取組みの実際と技術
第8図 ダイコンのうね間にキャベツを栽培
第7表 作付け品目の変化
第9図 カレー食材の収穫期
第8表 研究会での緑肥作物栽培
第9表 研究会が実践した病害虫雑草対策
第10図 個人販売しているレストランのシェフと畑で

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