見出し

　1．茂木町の農林業の現況と課題　・・・〔2〕
　　(1)　基幹作物はコンニャクとシイタケ
　　(2)　高齢化，後継者不足，耕作放棄地
　2．町の未利用資源を良質堆肥に　・・・〔3〕
　　(1)　家畜糞尿，生ごみ，おがこなど
　　(2)　堆肥センター美土里館がオープン
　　(3)　原料の安定化で堆肥の品質を向上
　　(4)　町の未利用資源を原料に堆肥化　・・・〔4〕
　　　(1)牛糞尿—酪農家8戸約500頭分
　　　(2)生ごみ—町の市街地1,700世帯分
　　　(3)籾がら—ライスセンターなどから　・・・〔6〕
　　　(4)落ち葉—町内収集分を買取り
　　　(5)おがこ—町内針葉樹林の間伐材
　3．良質堆肥の製造過程と利用促進　・・・〔7〕
　　(1)　一次発酵に25日，二次発酵に65日
　　(2)　発生する臭気はバークに吸着
　　(3)　堆肥の利用を促進するために
　　　(1)定期的な成分検査，堆肥の散布
　　　(2)「美土里たい肥栽培心得」の配布　・・・〔8〕
　　　　窒素成分を計算する
　　　　微量要素が豊富
　　　　完熟堆肥
　　　　多量の有益微生物
　　　　pH調整
　4．減農薬・減化学肥料への取組み
　　(1)　堆肥で減農薬・減化学肥料栽培
　　(2)　認定農産物に「美土里シール」　・・・〔9〕
　　(3)　浅羽昌徳さんのコンニャク栽培
　　　(1)土壌は銅が過剰，有機物が不足
　　　(2)美土里たい肥で減化学肥料栽培も　・・・〔10〕
　　(4)　小森義巳さんの露地ナス栽培　・・・〔11〕
　5．取組みの広がりと今後の展望　・・・〔12〕
　　(1)　多種多様な視察者が美土里館へ
　　(2)　美土里たい肥使用のそばの里
　　(3)　地域資源循環を町ぐるみで構築
　　(4)　人と自然にやさしい農業推進を

キャプション

第1図　茂木町の位置
第2図　茂木町有機物リサイクルセンター美土里館（写真）と事業・施設概要
第1表　茂木町有機物リサイクルセンター美土里館の堆肥原料の種類と特性
第3図　コンテナによる牛糞収集
第4図　生ごみ処理セット
第5図　落ち葉は町民から400円/約15kgで購入，山林の整備にもなっている
第6図　美土里館の堆肥製造プラントのしくみ
第7図　一次発酵棟（25日間発酵）
第2表　美土里たい肥の成分
第3表　美土里たい肥栽培農産物認証基準
第8図　町認定の「美土里たい肥農産物」はシールを貼って有利販売
第4表　浅羽昌徳さんのコンニャク圃場の土壌分析結果
第5表　コンニャク圃場に美土里たい肥を施用したときの施用効果（品種：赤城大玉）