農村文化運動

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100号 家産論

第8回「東北農家の会」の記録
1986年発行
100号
家産とは、農村空間において農家の暮らしを成り立たせていた有形無形のあらゆる「もの」や「こと」である。田畑や山や川や海に「あるもの」を家族みんなで生かしていく。<家産+家族労働力=家産増>と表される、この家産論こそ、農家・農村から生まれた思想・理論の一つの到達点だった。「第8回 東北農家の会」で行われた家産論をめぐる講義と討論の記録。