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はじめ葉縁に褐色不正形の小病斑が現われ,しだいに拡大して黒褐色となり,隣接病斑と融合すれば,葉は変形萎凋し落葉する
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萎凋病
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葉に明瞭な黄色斑点やモザイク症状,ときにはえそなどを生じる。糸葉や縮葉などの奇形を生じることがある
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モザイク病
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灰白色不正形の小病斑の周りは褐変し,さらにその周りが黄緑色となる。三段変色の病斑は融合して大型となり,後には落葉する
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白星病
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はじめ葉の裏に水浸状でやや隆起した小斑点を生じ,これがのちに中心が褐変し拡大または融合して,径数mm,褐色の不整形の病斑となる。病斑の周囲が暗緑色水浸状になっている
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斑点細菌病
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はじめ褐色小斑点が形成され,しだいに拡大し不定形で黒褐色輪紋状の病斑となる
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黒枯病
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はじめ黄色の小斑点を生じ,しだいに褐色不整形に拡大し,のちに中心部がやや退色して灰色になる
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炭疽病
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黒褐色・不整円形の病斑を生じる。ときには輪紋状となる。茎に黒色すじ状の病斑を生じることもある
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葉枯細菌病
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はじめ白色の小さな斑点を生じる。その後病斑の周辺が暗褐色または灰白色に拡大し,輪紋状の大きな円形~楕円形で,中心部が灰白色,周辺部が暗褐色(~暗緑色)の病斑となる。進展すると病斑は互いに融合することがあり,葉全体が黄化し,やがて落葉する
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斑点病
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はじめ小さな褐色の小斑点を生じ,のちに内部が灰白色で周辺部が濃褐色の病斑になる。病斑は拡大すると輪紋を形成しながら径10mm以上に達することがある
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白斑病
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葉がよごれる |
すす病で黒く(きめ細かい)なる |
タバココナジラミ
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| すす病で葉面が黒くなり,脱皮殻が多数みられる(ワタアブラムシ,モモアカアブラムシ) |
アブラムシ類
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| すす病で黒く汚れる。死骸(白色)が散見される |
コナカイガラムシ類
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| 葉にわずかなカスリ状の白斑が生じる。葉の脈間が黄化してくる。ひどくなると落葉する |
ハダニ類
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| 葉裏の葉脈沿いにカスリ状の斑点ができる(ミナミキイロアザミウマ) |
アザミウマ類
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| 葉の養分が吸汁される。葉の表裏ともカスリ状の斑点ができる。ひどくなると葉全体が白変して落葉する(モトジロアザミウマ) |
アザミウマ類
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| 葉裏がカスリ状に食害される。食痕上に暗褐色の排泄物が点状にみられる(クリバネアザミウマ) |
アザミウマ類
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| 葉脈間に鮮明な黄斑ができる(ジャガイモヒゲナガアブラムシ) |
アブラムシ類
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| 葉が食害される |
ふ化幼虫の集団食害により葉が白変する |
ハスモンヨトウ
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中・老齢幼虫に,葉が食いつくされる |
ハスモンヨトウ
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ハスモンヨトウの被害症状に似るが,食い尽くされることはない。また,光沢のある粘着物質が付着している |
ナメクジ類
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| 新葉部分が萎縮したり白黄化したりする |
葉縁が葉表側にわん曲,銀灰色ににぶく光り,心止まりする(チャノホコリダニ,シクラメンホコリダニ) |
ホコリダニ類
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| 心止まりし,新葉が萎縮する(ワタアブラムシ,モモアカアブラムシ) |
アブラムシ類
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| 新葉の葉縁が波打って奇形化し,萎縮する(ミナミキイロアザミウマ) |
アザミウマ類
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| 新葉が退緑したり,白化する。葉は萎縮しない |
タバココナジラミ
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| 心芽の伸長が鈍化し,その周辺葉がまだらに白黄化する |
サツマイモネコブセンチュウ
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