ソラマメの病気

●葉の被害

褐色の斑点を生ずる 赤褐色の円形小斑点 赤色斑点病
モザイク病斑を生ずる 葉が萎縮したり,ねじれたり上方に巻いたりする モザイク病
葉が小型化する。葉が黄化する モザイク病
えそを生ずる えそ斑点やえそ。輪紋葉脈にえそ えそモザイク病
葉の表面に赤褐色の小斑点が12月ごろから発生。小斑点が拡大すると褐色同心円状の輪紋となる 輪紋病
下葉表面に退緑色の小斑点ができ,やがて盛り上がって褐色になる。この病斑が破れて黄褐色の粉が飛散する さび病
3月ごろ葉の表面に赤褐色の小斑点。やがて丸い紡錘形の暗褐色病斑となる。茎に発生することもある 褐斑病

●莢の被害

莢に褐色の斑点を生ずる 赤褐色の円形小斑点 赤色斑点病

●株全体の被害

株全体が生気を失い,しおれる 立枯病
萎縮する モザイク病
生育が停止する えそモザイク病
先端部の新葉がやや黄化し,内側に軽く巻く。その後株がわい小化し,縮葉状となり黄化する。 萎黄病
葉の病斑は円形・長円形で暗褐色し,後に中心部がややくぼんだ灰褐色に変わり,同心輪紋を生ずる。株元に発生すると株は萎凋枯死する。莢にも発生する 炭疽病

●茎の被害

褐色の斑点を生ずる 赤褐色円形~紡錘形斑点 赤色斑点病
えそ条斑を生ずる えそモザイク病

ソラマメの害虫

●茎の加害

黒色や緑色の虫が群生した茎や株が見られる アブラムシ類

●莢の加害

ふ化した幼虫はただちにさや内に食入。成虫は豆ざやが3cm大になると莢上に産卵 ソラマメゾウムシ