育苗床および圃場で発生する。葉脈間に淡黄色の小さな斑紋が生じ,斑紋の周囲は紫色になる。これらの病徴は夏期の高温時にはマスキングされて消去する | 斑紋モザイク病 |
青かび病は,最初,いもの表面に黒褐色の円形の病斑を形成し,腐敗は徐々にいもの内部に進展する。いもの表面には青緑色の胞子を多数形成し,粉がふいたようにみえる。褐色乾腐病は,いものなり首や尻付近から発生することが多く,腐敗が内部に進展するにつれて表皮にはしわができ,しぼんでくる。乾腐病は,いもが暗褐色で水浸状になり,のちに軟化腐敗する | 貯蔵性病害 |
塊根の外観は正常だが,切ると内部が褐変している | 塊根の内部褐変症 |
塊根の一部または広い部分に,みみずばれ状の隆起が発生する | 皮脈 |
塊根が縦方向に深く割れてくぼむ | 裂開 |
長径比2.5以下の丸い塊根となる | 丸いも |
いも表面に線形状の隆起した症状が横縞状に散在する | 皮目 |
植え付けて間もない活着期から発生し,枯れて欠株となる。その後,掘取り期まで発生し,つるが伸び茂った大きな株でも,株全体が枯れる | つる割病 |
病斑ははじめは浅く,緑を帯びた黒褐色をしているが,時間がたつと黒色がより強くなり,表面がくぼんだ円形となる。その中央部にかびを生じる | 黒斑病 |
植付け2週間ごろから葉色が悪く,生育の不良な株がみつかったら,抜き取って地下部の根と茎を調べる。根が黒褐色に腐っていたり,腐って脱落していたりする | 立枯病 |
掘り取ったいもの表面に,紫褐色の糸のような菌糸束が,網目のようにからみついている | 紫紋羽病 |
葉を折って綴り,内側から表皮を残して食害する | イモコガ | |
葉の葉脈を残して食害する | ナカジロシタバ | |
若齢幼虫による葉が白く透けて見えるような白変葉が目に付く | ハスモンヨトウ | |
葉柄だけが残るような食害をする | エビガラスズメ | |
葉の葉脈の間を表皮を残して葉肉のみを食害する | ヒルガオハモグリガ | |
新葉の葉裏に寄生する。葉が縮れたり巻いたりする | アブラムシ類 |
皮目部分に黒褐色のしみや小さな亀裂を生じたり,根が褐変して腐る | ネグサレセンチュウ | |
えぐり取られたような被害であるが,被害の深さは比較的浅い | コガネムシ類 | |
針金で突き刺したような円形の小さな被害であるが,被害の深さは深い | マルクビクシコメツキ | |
ハリガネムシの被害に類似するが,連続的に長く連なった被害が認められる | ハイイロサビヒョウタンゾウムシ | |
塊根の細根発生部分がえくぼ状に凹んだり割れ,さらに融合してケロイド状や裂開になる | ネコブセンチュウ類 | |
甚発生の場合,表面に針金で突き刺したような円形の小さな孔(成虫の食害痕)が認められることが多い | アリモドキゾウムシ |
加害された茎,特に地際部が肥大し,粗大な糞が多量に排出されている | サツマイモノメイガ |
地際の茎に幼虫の褐変したすじとなった食害痕 | イモゾウムシ |