ラッキョウの病気

●葉の被害

葉の中央部辺から先が赤褐色に枯れ,捻れたり,下垂したりする。赤褐色に枯れた葉をひろげてよくみると,きわめて小さい黒点が列生している。 黒点葉枯病
葉はさえた緑色となり,その中に多少黄の斑入りが入る。全体として細くなり,ゆるやかにねじれて地にはう ウイルス病
葉先から灰白色に枯れる 白色疫病

●球(鱗茎)の被害

株はたやすく抜ける。それは根が侵されているからである。根際の部分は黒ずんでいでその部分に白い菌糸がまつわりついている。またその付近に黒いかさぶた状の塊がついている 黒腐菌核病
株も球も小さい。抜いてみると球の表面が軟腐して組織が崩壊している。根も少ない。そしてすごい悪臭を放っている 軟腐病
収穫してはじめてわかる。球は真黒である。しかし黒いのは表面の薄皮だけで,薄皮を剥けば内部は白い 黒球病
根が褐変し,内容物が消失して表皮だけになったり,根の組織がコルク化し異常根となる。4月以降,下葉が黄化枯死する 根腐病
枯死株を引き抜くと茎葉だけ切れて抜けてくる。球根はボタボタになっているものが多い 乾腐病

●葉身の被害

5月上旬ころ,葉身にさび病独特の赤褐色の病斑(夏胞子堆)が見つかる さび病
白点型,斑紋型および葉先枯れの病斑がある。枯死部に分生胞子の形成が,枯れた下葉に胞子形成がみられる 灰色かび病

●球根の被害

2~4月の早い時期に発生し,融雪時,葉は先端から変色してしおれ,地下部の鱗茎は軟腐する 春腐病

ラッキョウの害虫

●葉,球根の加害

葉先の枯れ,葉の退色。球根や発根部,根叢部および茎皮の間に寄生 ロビンネダニ(ネダニ)

●葉の加害

黒色のアブラムシが葉を加害する ネギアブラムシ