クルミの害虫

●葉の加害

吸収して加害する 葉表に加害された痕や斑点が発生する 葉表がカスリ状白斑となり葉縁を失う クルミヒロズヨコバイ
葉の中にもぐって加害する 葉肉を細長く食害しながら孔道をつくり,食害痕が白くみえる クルミハモグリガ
かじって加害する 葉が巻かれていない 葉うらに幼虫が群集して葉肉を食害し,葉脈を残して網のようにする クルミハムシ
葉が巻いている 葉を糸でつづり,その中に幼虫が群集して加害する。大きくなると分散して食害する トサカフトメイガ
アメリカシロヒトリ
葉を縁からかじる クスサン
イラガ
シロシャチホコ

●枝幹の加害

枝幹に寄生している 枝幹の表皮に寄生して樹液を吸収加害する クワシロカイガラムシ
枝幹内部に食入する 枝幹に産卵,幼虫が食入加害する シロスジカミキリ
枝幹,主に根元に食入して帯状に加害虫糞をつづり,心部に食入する コウモリガ

●果実の加害

果実を食害 硬核期前に果実が落果する。外皮が部分的に黒変し,割ると幼虫がいる クルミミガ