日本農書全集
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第39巻
>諸作手入之事/諸法度慎之事(若狭)
諸作手入之事/諸法度慎之事(若狭)
しょさくていれのこと / しょはっとつつしみのこと
農作物それぞれの管理
第一に苗代のこと
湿田の管理
半湿田の耕起
乾田の耕起
麦を収穫したあとの耕起
植え田のあぜ作のしかた
植え田の水加減
稲の品種を変更するには
稲の作柄に上・中・下の違いが出ること
稲のいもち病のまじない薬
麻の種のまき方
たばこの種のまき方
里芋のつくり方
菜種・蕪菜・大根の施肥のしかた
綿のつくり方
麦の種のまき方
掃きだめ肥のつくり方
桑の苗のつくり方と植え方
油桐の苗のつくり方と植え方
杉苗のつくり方と植え方
それぞれの作物の種をまく時期
暮らしのおきてと心がまえ
火の用心について
五人組の組がえについて
五人組の仲間同士で吟味し合うこと
お殿様出世金の準備のための頼母子
身体の健康について
困窮者を助ける御才覚金について
博奕について
若者組について
黒鍬組を組むこと
焚き炭について
そのほか、慎むべきこと
家を普請する費用の捻出法
寺を再建する費用の捻出法
ほんとうの質素倹約
解題
一、著者所平と名田庄下田村
二、底本について
三、本書成立の時代的背景
四、若狭地方の農業技術の進展と本書の特色