日本農書全集
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第31巻
>農人錦の嚢(筑後)
農人錦の嚢(筑後)
のうにんにしきのふくろ
一、実のよしあしと種実の選び方
二、苗木を仕立てる方法
三、苗木のよしあしの見分け方
四、植えかえる時期
五、大小さまざまな櫨の木の植え方
六、畑および空地での植付け密度
七、櫨に適した土地と適さない土地
八、実生の木と接ぎ木の損得および親木にする木の選び方
九、接ぎ木する時期と接ぎ穂のとり方
一〇、離し接ぎの心得およびその方法
一一、離し接ぎのいろいろなやり方とそのよしあし
一二、寄せ接ぎのいろいろなやり方
一三、芯を摘んで枝を茂らせる方法
一四、寒覆いのやり方
一五、実のなる木とならない木を花で見分ける方法
一六、肥料の用い方
一七、くすねの使い方
一八、くすねの作り方
一九、間作のやり方
二〇、アリの害の予防と駆除法
二一、ハムシの駆除法
二二、ミノムシの駆除法
二三、櫨の実の採取時期と採取法
二四、実の干し加減
二五、櫨の苗木を購入するときの鑑定法
二六、櫨に適さない土地に植える方法
二七、冠水地に櫨を植える方法
二八、荒れ地に櫨を植える方法
二九、野山に櫨を植える方法
三〇、雑木と櫨の利益の違い
解題
一、本書成立までの久留米藩の櫨栽培史
二、時代的背景——藩政と農民
三、著者および『農人錦の嚢』について
四、久留米藩の国産奨励と木鑞『農人錦の嚢』以後
五、今日に生きる櫨