日本農書全集
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第19巻
>会津農書(会津)
会津農書(会津)
あいづのうしょ
会津農書 上巻 水田の部
田の等級づけ
土の軽重と土の味
水の軽重
山と里との区別
黄真土、黒真土、白真土の田に適する稲の品種
砂真土、野真土、徒真土の田に適する稲の品種
砂土の田に適する稲の品種
野土の田に適する稲の品種
徒土の田に適する稲の品種
卑泥田に適する稲の品種
乾田に適する稲の品種
耕土が浅い田に適する稲の品種
湿田に適する稲の品種
天水田に適する稲の品種
谷地田に適する稲の品種
肥過ぎ田に適する稲の品種
新田に適する稲の品種
田一反に必要な苗代の広さと種籾の量
洗い種子、古種子、白干し種子
里田での種子浸しの日数と浸し方の注意
里田での種子揚げと種播きの方法
里田での田植えの適期
山田での種子浸しと種子揚げ、種播きの適期
山田での田植えの適期
一株の植えつけ本数の多少と株間の広さ
田うない
田の塊返し
田の荒代かきと植代かき
田の代かきの施肥
あぜ塗りとあぜ豆、あぜひえの植え方
朳すりのやり方
小苗配り
かい田うない
稲を植えつける苗代の注意
通し苗代
苗代の水のかけ干し
田の水かけの工夫
田へ冬水をかけること
田の水口
田の肥料
田の草取り
早苗取り
稲刈りと稲干し
苗代に生えたひえの抜き取り
田の草が多く生えない方法
種籾の選別
裏作に麦を作る田
ひえを植える田
田一反歩に必要な労力
田の秋うない
いぐさ田
上田一反の収量の見積もり
中田一反の収量の見積もり
田一坪分の籾の収量
七日ごとの稲の育ち方
稲の収納
稲扱きと籾立て
木摺臼ひきと選別
稲の異名とひつじ穂、八重穂
耕作始めの日の吉凶
稲にゅうと編みわらの見当
会津農書 中巻 畑の部
畑の上中下の等級
黄真土の畑に適する作物
黒真土の畑に適する作物
白真土の畑に適する作物
砂真土の畑に適する作物
野真土の畑に適する作物
徒真土の畑に適する作物
砂土の畑に適する作物
野土の畑に適する作物
徒土の畑に適する作物
薄地畑に適する作物
湿地畑に適する作物
新畑に適する作物
碌地の畑に適する作物
樹木の畑に適する作物
煆野畑に適する作物
日かげ畑に適する作物
瘠薄畑
畑作物の作り方、収量、品種
雑穀の播きどきと収量の見積もり
畑のあら伏せ
畑のうねのころばしうない
畑のうね溝つくり
畑のもつくれうない
畑の中切り
種子を厚く播く作物
種子を薄く播く作物
畑作物の種子への土かけ
畑作物の草削りと土寄せ
畑の草取りと作物の間引き
畑作物の日当りを考える
雨を好む畑作物
雨をきらう畑作物
畑作物の日照りの対策
傾斜地畑のうねつくり
畑の肥料
畑作物の種子の選び方
畑作物一反に必要な種子の量
畑作物の苗を仕立てる場合の種播き
二年種子を用いる作物
畑作物の連作のよしあし
古種子で生えるものと生えないもの
作物の束ね方
穀物の一升当たりの重さ
会津農書 下巻 農民の心得
○平坦地の草木の芽や花の状態で田畑の作付け時期を知る
○農民の屋敷の構え方
○屋敷内に植える樹木
○屋敷まわりの堀の草
○裏山に植える樹木
○家の構え方
○かまどをつくる場所
○井戸を掘る場所
○日常使う水を便利にとる工夫
○馬屋のつくり方
○便所のつくり方
○灰の置き場所
○小便所のつくり方
○台所の排水
○ごみ捨て場
○にゅう積み場
○稲の品種は片寄らずにいろいろ作ること
○霜のおりる時期
○平坦地と山間地の主食物の足しになるもの
○粮菜の作り方
○粮菜の貯え方
○馬の飼料
○作物の作付けどき
○苗代の場所のきめ方
○強風の当たる畑の作物
○農民の勤めの本と末(一)
○貢租と農民のとり分
○牛や馬の世話
○柴と薪の採取によい時期
○気候不順の年の作物への影響
○秋の収穫
○農具
○農耕馬の飼料の注意
○農民の勤めの本と末(二)
○農作業の用語解説
水田の部
畑の部
解題
一、『会津農書』刊行までの経過
二、『会津農書』研究小史
三、幕内村とその周辺および居住農民
四、佐瀬家の系譜と経営
五、底本およびその他の写本について
六、『会津農書』の構成
七、『会津農書』の時代的背景
八、本書の現代的意義