広島県では、きのこ類のことを「なば」と呼びます。赤松林が多い中部台地(世羅台地・賀茂台地)では、松茸が豊富にとれました。 かつては10月初旬から11月初旬になると、びく(背負いかご)を背負って朝早く日が昇らないうちから、近くの山にとりに行きました。かごいっぱいにとれた松茸は、すき焼きに入れたり、……