『農業技術大系』作物編 第3巻 北海道・中村+1~北海道・中村+14(ページ数:14)

イネ=精農家の技術>本田編>気象条件と技術体系

〈きらら397,ゆきひかり〉中苗3.2葉,坪80株以上,3〜4本植え 葉齢・茎数調査に基づき安定1等米生産 北海道三石郡 中村克彦 (43歳)

開始ページ: 北海道・中村+1

執筆者: 中村克彦/編集部(文責)

執筆者所属: 北海道実際家農文協

備 考: 執筆年 1990年

記事ID: s0300620

見出し

〈地域の概況と技術の課題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概況
 2.地域の課題
 3.私の技術の柱 ・・・〔2〕
〈技術の基本〉
 1.品種の編成
 2.品種特性のみかた
〈イネの生育と技術〉 ・・・〔5〕
 1.本田の準備 ・・・〔5〕
   (1)透水性をよくする籾殻暗渠
   (2)乾土効果を高めるプラウ耕
   (3)砕土はロータリで内盛耕 ・・・〔6〕
   (4)元肥は減肥,過繁茂を防ぐ
 2.苗づくり
   (1)3.2葉,草丈12cm以下のズングリ苗
   (2)薄まきできる型枠苗 ・・・〔7〕
   (3)発芽をそろえることが第一
   (4)第1〜2葉期に水を切る ・・・〔8〕
 3.田植えから幼穂形成期までの管理と生育診断 ・・・〔9〕
   (1)移植は地温が17℃以上になったら
   (2)幼穂形成期までの葉齢調査が重要
   (3)チェックポイントは6月4日,6月23日
   (4)7月1日に幼穂形成期を予測 ・・・〔10〕
   (5)やや深水の水管理
 4.幼穂形成期から出穂までの追肥診断 ・・・〔11〕
   (1)幼穂形成期の追肥は危険
   (2)止葉期からの実肥は少なめに ・・・〔12〕
 5.病害虫防除
   (1)いもち病は降雨にあわせて
   (2)穂揃いが悪いと斑点米も多くなる ・・・〔13〕
 6.収穫・調製
   (1)開花終了後40日が刈取り適期
   (2)二段乾燥方式により刈取り優先 ・・・〔14〕
   (3)二段選別で確実に1等米を

キャプション

経営の概要
第1表 最近5年間の収量と1等米比率
第2表 きらら397の品種特性(ゆきひかりと比較して)
第1図 きらら397とゆきひかりの比較
第2図 根の比較
第3図 きらら397の育成
   キーワード:茎数(本)\葉齢\草丈(cm)\施肥\水管理
第3表 収量構成要素(平成2年度)
第4図 籾殻暗渠
   キーワード:コルゲート管
第5図 耕盤をつくらない内回り耕法
   キーワード:プラウ
第6図 きらら397の型枠苗
第4表 育苗暦
   キーワード:ロータリ\ベンレートT\カスミン\シルバーポリ\シルバーポリトウ\ダコニール
第5表 本田の作業暦
   キーワード:駆動型ディスクプラウ\ライムソアー\ザーク粒剤\ナイヤガラホース\速効性肥料\ドロオイムシ\エビゼクトバッサ粉剤\硫安\カスラブサイド粉剤\カメムシ\カスラブサイドスミ粉剤
第7図 1週間おきに行なう生育調査
第8図 出葉のテンポからみた生育ステージ
   キーワード:きらら397\ゆきひかり
第9図 幼穂形成期の葉の姿
第10図 活着後からやや深水
第11図 きらら397幼穂形成期直前(7月17日)の追肥区(左:N1kg/10a)と無追肥区(右)の比較
第12図 きらら397出穂日別の1株の穂

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