『農業技術大系』果樹編 第2巻 山形・鈴木+1~山形・鈴木+15(ページ数:15)

ブドウ>精農家のブドウ栽培技術

〈伊豆錦〉小木自然形仕立て 調整枝で空間活用,超弱剪定で強勢な葉を確保 山形県上山市 鈴木英夫(58歳)

開始ページ: 山形・鈴木+1

執筆者: 鈴木英夫

執筆者所属: 実際家

備 考: 執筆年 1991年

記事ID: k0201770

見出し

〈地域の状況と課題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の状況
 2.立地条件と土壌 ・・・〔2〕
〈伊豆錦栽培の技術課題と私の目標〉
 1.疎植大木仕立てから小木仕立てへ
 2.伊豆錦の花振い対策 ・・・〔3〕
 3.伊豆錦の特性
〈栽培技術〉
 1.畑の準備と植付け
   (1)畑の準備
   (2)苗木の選別と徒長根除去 ・・・〔4〕
   (3)植付けの方法
 2.幼木の仕立て方
 3.調整枝の利用と剪定 ・・・〔5〕
   (1)3年目から調整枝を利用する
   (2)調整枝のとり方とはずし方 ・・・〔6〕
   (3)結果母枝の誘引と調整枝 ・・・〔8〕
   (4)調整枝を利用した主枝拡大
 4.年間の管理作業 ・・・〔9〕
   (1)萌芽から開花までの管理
   (2)花穂の整形と摘房,摘粒 ・・・〔10〕
    花穂の整形
    摘房と調整枝の除去
    摘粒 ・・・〔11〕
   (3)果粒の肥大対策
   (4)最終摘房と収量目標,袋かけ ・・・〔12〕
   (5)収穫後の管理 ・・・〔13〕
   (6)土壌管理と施肥 ・・・〔14〕
    土壌改良の考え方
    施肥の方法
〈経営についての考え方〉

キャプション

経営の概要
   キーワード:安山岩系粘質土壌
第1図 栽植図
   キーワード:黒マルチ\切りもどし
第2図 黒ビニールマルチで表面の土壌温度を上げ表層の細根をふやす
第3図 1年目の冬の姿
第4図 2年目の冬の姿
第5図 3年目の冬の姿
第6図 3年生の落ちついた側枝
第7図 基部に10~30cmの枝があり,中間に衰退枝が若干あって頂部に長い枝がある好ましい状態
第8図 第7図上の矢印の小枝が,来年の冬,このような充実した側枝になる 30cm未満のタネ枝ばかり。それも大小があって混在している。こういう側枝のタネ枝は,節間が短くなり,葉は小さい。私のブドウづくりを支えているのが,こういう側枝だ
第9図 部分調整枝と更新調整枝の扱い方
   キーワード:幼木期\主枝\側枝\切り戻す\結果母枝\頂部優勢\追い出し枝\おそのび
第10図 幼木の先端の秋の状態,1本残して先端調整枝にする(/=剪定位置)
第11図 側枝の調整枝
第12図 亜主枝的な枝の先端の切り戻し調整枝
第13図 主枝の先端の調整枝
第14図 主枝の先端の調整枝
第15図 調整枝を利用した主枝(拡大)
第16図 主枝の剪定(12年生伊豆錦)
第17図 調整枝を置く主枝の剪定(12年生伊豆錦)
第18図 側枝の剪定(12年生伊豆錦)
第19図 生態と月別作業の概要
第1表 病害虫防除暦(平成2年度,伊豆錦)
第20図 調整枝は棚下に下げて枝葉に充分光が当たるようにする
第21図 花房による伸長の調節
第22図 若干の摘粒が必要であるが,最適な房形である
第23図 調整枝は結実が確定したらハサミの位置で切る
第24図 葉は手のひらにかくれるくらいの大きさ
第25図 2個以上の核が入って巨大粒になる
第26図 短く節くれだった枝
第27図 1粒が500円玉より大きく,1房600g以上になる
第28図 葉はきれいな黄色になり,枝は先端近くまで登熟している
第29図 表層部に張っている細根

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