『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 長野・飯塚+1~長野・飯塚+12(ページ数:12)

実際家の施肥と土つくり>樹園地土壌の実例

〈洪積土,強粘質土〉 ブドウ(巨峰のハウス栽培) 課題:微生物活性を重視した有機栽培体系 栽培,生育:弱せん定,花ぶるいなく高品質 施肥:モグラ堆肥(長期熟成ボカシ),バットグアノなど 有機物:落葉期の有機質施用で微生物活性を高める その他:かわらを利用した半永久暗きょで排水性をよくする 長野県上田市・飯塚芳幸 (−歳)

開始ページ: 長野・飯塚+1

執筆者: 飯塚芳幸

執筆者所属: 長野県実際家

備 考: 執筆年 1993年

記事ID: d0800940

見出し

〈土壌管理の特徴〉 ・・・〔1〕
 1.経営の概要
 2.高品質を支える条件
   (1)高品質のブドウとは
   (2)高品質を支える条件 ・・・〔2〕
    系統選択の問題
    微生物をふやし生かす土つくり
    適期管理の巧拙が最後の決め手 ・・・〔3〕
〈土壌管理のポイント〉
 1.土質と排水対策
 2.施肥と土つくり
 3.生育中の土壌管理 ・・・〔5〕
〈栽培と養水分管理の実際〉
 1.ハウス被覆から萌芽期
   (1)被覆のタイミング
   (2)被覆後の温度と湿度管理
   (3)芽傷入れ ・・・〔6〕
   (4)萌芽率80%確保を目標に
 2.展葉開始以降の管理
   (1)強弱の芽を整理
   (2)本葉7〜8枚時の枝伸び
   (3)葉面散布 ・・・〔7〕
 3.開花前の管理
   (1)新梢先端の状態を見る
   (2)花房整理と切り込みの方法 ・・・〔8〕
 4.開花前後から結実・肥大期 ・・・〔9〕
   (1)灰色かび病対策を徹底
   (2)追肥と敷わらマルチ
   (3)予備摘房
   (4)葉の配置 ・・・〔10〕
   (5)本摘房,摘粒
   (6)果粒肥大の促進 ・・・〔11〕

キャプション

経営の概要
第1表 ブドウの品種と作型
第1図 粒同士がかたまってピシッとしまったような房に
第2図 せん定率と新梢伸長,結実の関係(巨峰を例に)
第3図 せん定率と根のいたみとの関係(巨峰を例に)
第2表 元肥設計(kg/10a)
   キーワード:モグラ堆肥\バットグアノ\リフトシリカ\コーヒーかす堆肥\木炭
第4図 暗きょの方法
第5図 デクラ堆肥Aの材料とつくり方
第6図 握りこぶし1つで3つの節が入るくらいに,とにかく節間を短く
第7図 結実が充分確保できる枝の状態
第8図 結実に不安が残る枝の状態
第9図 花穂の切込みの方法
第10図 結果枝長と糖度との相関
第11図 小ぶり肉厚な葉をつくる
第12図 空枝をたくさんおいて,太陽光がチラチラ地面にまでとどくような棚面に
第13図 房型のよい巨峰づくりの摘粒基準

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