『農業技術大系』土壌施肥編 第5-1巻 畑+106の1の21~畑+106の1の29(ページ数:9)

畑の土壌管理>連作障害,土壌病害と土壌管理>土壌病害と土壌管理

微生物資材の効果安定化技術

開始ページ: 畑+106の1の21

執筆者: 小林紀彦

執筆者所属: 国際農林水産業研究センター

備 考: 執筆年 1996年

記事ID: d07505zz

見出し

  (1) なぜ微生物資材を使うのか−微生物資材についての理解と期待− ・・・〔1〕
  (2) どんな微生物資材を使えばよいか−作物栽培と微生物資材の相性−
  (3) 微生物資材の種類とその効用場面
   (1)拮抗微生物の種類
   (2)拮抗微生物固定のためのキャリヤー
   (3)拮抗微生物の病原菌抑制場面 ・・・〔2〕
   (4)拮抗微生物の作用点
  (4) 微生物資材の効果の検証
  (5) 拮抗微生物の機能利用 ・・・〔3〕
   (1)拮抗微生物産生による抗菌性物質利用による種子コート
   (2)非病原性フザリウム利用による交叉防御
   (3)拮抗微生物の体内増殖による生物防除
   (4)拮抗微生物定着作物,ネギとの混植による防除 ・・・〔4〕
   (5)生育促進菌(VA菌根菌)との併用
  (6) 微生物資材の限界と総合防除
  (7) 今後の課題−育苗段階での微生物資材の利用法− ・・・〔7〕

キャプション

第1表 拮抗微生物のキャリヤーと培地
   キーワード:炭粒\ゼオライト\ピートモス\コーラル\卵がら\パーライト\バーミキュライト\カニがら\籾がら\米ぬか\わら\油かす\バーク\キノコ廃材\魚粉\骨粉
第2表 土壌病原菌抑制部位と処理法
   キーワード:土改剤\種子コート\浸漬\灌注\注入
第1図 微生物炭粒コンポストあるいはVA菌根菌併用処理によるキュウリ苗立枯病(リゾクトニア,ピシウム)ならびにキュウリつり割病(フザリウム)に対する発病抑制効果
第2図 シュードモナス・セパシアの自然分離株およびNTG突然変異株による抗生物質生産性とダイコン苗立枯病抑制の関係
第3図 自然汚染圃場におけるサツマイモつる割病および収量に及ぼす非病原性フザリウム・オキスポラム(Fusarium oxysporum)の前接種の効果
第3表 胚軸切断接種挿し木法によるトマト萎ちょう病の防除(小山市)
   キーワード:桃太郎
第4表 胚軸切断接種挿し木法によるハクサイ根こぶ病の防除
第5表 ニラ(拮抗微生物処理)の混植(2株)によるトマト萎ちょう病の防除
第4図 VAM単独処理によるキュウリ苗立枯病(ピシウム)の発病抑制
第5図 VA胞子接種,微生物炭粒コンポスト単独および複合処理がキュウリ苗立枯病(ピシウム)の発病に及ぼす影響
第6図 微生物炭粒コンポスト処理量とトマト青枯病発病抑制(コンテナ)
第7図 トマト青枯病に対する物理的,化学的,耕種的,生物的防除ならびに総合防除の試験区(1990,春作)
   キーワード:東光K\瑞栄\CP
第8図 トマト青枯病に対する物理的,化学的,生物的防除法を組み合わせた総合防除効果(感受性品種東光K)
   キーワード:クロールピクリン\微生物炭粒コンポスト\東光K
第9図 トマト青枯病に対する物理的,化学的,生物的防除法を組み合わせた総合防除効果(中抵抗性品種瑞栄)
   キーワード:クロールピクリン\微生物炭粒コンポスト\瑞栄
第10図 トマト青枯病に対する化学的,物理的および生物的防除の単独処理効果と併用処理効果(秋作,感受性品種東光K)
   キーワード:微生物炭粒コンポスト\クロールピクリン\東光K
第11図 VA菌根菌資材のプラグ苗土処理のみによるトマト青枯病の発病抑制
第12図 トマト青枯病の発病に及ぼす温度と微生物炭粒コンポストの影響(プラグ苗)

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