『農業技術大系』作物編 第2-2巻 技+488の76~技+488の89(ページ数:14)

イネ=基本技術(2)>基本技術編>各種の技術体系>疎植栽培=歴史と意義,生育の特徴

疎植栽培の歴史と意義,生育の特徴

開始ページ: 技+488の76

執筆者: 本田強

執筆者所属: 環境保全米ネットワーク

備 考: 執筆年 2009年

記事ID: s312209z

見出し

 1.疎植栽培の今日的意義・・・〔1〕
 2.栽植密度の捉え方
 3.稲作技術の変遷と栽植密度・・・〔2〕
  (1) 戦前の疎植・密植の意義
  (2) 戦後稲作技術の劇的変化・・・〔3〕
  (3) 増産運動のなかでの栽植密度の問題
   (1)「最終収量一定の法則」の影響
   (2)「最終収量一定の法則」への疑問・・・〔4〕
  (4) 田植えの機械化
 4.機械植えによる生育の変化・・・〔5〕
  (1) 株当たり植付け苗数のバラツキと密植化
  (2) 茎数の急速な増加とイネの軟弱化
  (3) 茎数の増加速度と最高分げつ期の時期・・・〔6〕
 5.栽植密度の違いとイネの生育
  (1) 栽植密度を変えるには
  (2) 栽植様式(うね間・株間の距離)と株当たり植付け苗数・・・〔7〕
   (1)うね間と株間の距離を変えることの意味
   (2)株当たり植付け苗数を変えることの意味
  (3) 栽植様式の違いと株当たり茎数の推移・・・〔8〕
  (4) 栽植様式の違いと面積当たり茎数の推移
  (5) 株当たり植付け苗数の違いと分げつの経過・・・〔9〕
  (6) 環境要素・イネ体への影響
 6.栽植密度といもち病の発生
  (1) 栽植密度が低いほどいもち病に強い・・・〔10〕
  (2) 疎植によるいもち病抑制のしくみ
 7.イネの潜在能力を生かす疎植稲作・・・〔11〕
  (1) 生育遅延防止策から分げつ能の活用へ
  (2) 疎植栽培の効果
 8.疎植栽培の要点と注意点・・・〔12〕
  (1) 分げつの推移と収量構成要素
  (2) 出穂50日前から出穂期までの生長・・・〔13〕
  (3) 適期・適量の追肥

キャプション

第1表 1975年の田植機の普及状況
第1図 田植え直後の株当たり植付け苗数
第2図 面積当たり茎数の推移
第3図 分げつの増加速度
第2表 栽植様式と株当たり地上部空間容量・地下部土壌容積
第3表 株当たり植付け苗数と栽植密度
第4図 株当たり植付け苗数が同じで(2本),栽植様式が異なるときの株当たり茎数の推移
第5図 株当たり植付け苗数が同じで(2本),栽植様式が異なるときの面積当たり茎数の推移
第6図 栽植様式が同じで(23.4cm×23.4cm),株当たり植付け苗数が異なるときの茎数の推移
第4表 ササニシキのいもち病発生を調査した4つの区の栽植様式と栽植密度
第5表 栽植密度といもち病斑数・大きさとの関係
第7図 栽植密度とその効果―疎植条件の効用
第8図 疎植区と慣行区の面積当たり茎数の推移
第6表 第8図のイネの収量構成要素
   キーワード:慣行\疎植
第7表 出穂50日前から出穂期までの発育と生長

トップへ戻る