『農業技術大系』果樹編 第4巻 技+15~技+23(ページ数:9)

カキ>基本技術編>生育過程と技術>新梢伸長期

凍霜害とその対策

開始ページ: 技+15

執筆者: 大西豊岩本和彦

執筆者所属: 奈良県専門技術員奈良県農業大学校

備 考: 執筆年 1997年

記事ID: k12403zz

見出し

  (1) 凍霜害の概要と実態  ・・・〔1〕
   (1)カキの気象災害
   (2)凍霜害の起こる気象条件
   (3)被害を受ける立地条件,カキ品種,芽の状態
    立地条件
    カキの品種 ・・・〔2〕
    芽の状態
   (4)気象災害(特に凍霜害)の起こる頻度
  (2) 被害を受けたカキ樹の実態 ・・・〔3〕
   (1)被害を受けた直後の樹の状態
   (2)秋の凍霜害を受けた果実の実態 ・・・〔4〕
   (3)被害を受けた後の芽(樹)の動き
   (4)花芽(花器)の発育と被害後の幼果 ・・・〔5〕
   (5)被害後の樹の状態
  (3) 被害を受けないための対策
   (1)品種・種類の選択と幼木の対策
   (2)物理的な対策 ・・・〔6〕
   (3)不適地を逆手に取った積極的経営
  (4) 被害を受けた樹(果実)の対策 ・・・〔7〕
   (1)被害直後の樹の管理
   (2)被害直後の剪定のやり直しと発芽後の管理 ・・・〔8〕
   (3)発芽後の新梢管理と残った花や果実への対応
   (4)新梢が停止するころの夏の管理 ・・・〔9〕
   (5)冬の剪定時の留意点

キャプション

第1表 1980年4月17~18日にかけての気温の変化(℃)
第2表 最低気温の垂直分布(℃)(吉野普及所調査,1980)
第3表 方位別,高さ別被害状況
第4表 低温(‐2~‐3℃)遭遇時間と芽の被害
第5表 品種別生育時期(月日)(特に発芽・展葉期)
第1図 発芽・展葉期の平核無と刀根早生
第6表 奈良県における気象災害と病害虫の発生
第2図 凍霜害を受けた結果母枝(左)と樹の状態(富有)
第3図 カキ冬芽の外観と縦断面
   キーワード:主芽\副芽\葉柄痕\生長点\花芽\鱗包
第7表 結果母枝別芽の節位と凍霜害の被害状況(%)
第4図 凍霜害によるカキの奇形果
   キーワード:溝果\すじ果
第5図 凍霜害を受けた樹の冬の状態
第6図 ニュージーランドで使用されている防霜扇
第8表 凍霜害と防霜扇設置の効果(吉野農業改良普及所調べ,1987)
第9表 カキの凍霜害対策
   キーワード:凍結散水法\燃焼法\送風法
第7図 凍害・霜害による樹の反応とその結果
第8図 主芽が被害を受け,左右2つの副芽が伸びた状態
第9図 しわ芽剪定
第10図 凍霜害を受けると側枝のあらゆるところから不定芽が出る
第11図 陰芽(不定芽)から発生した新梢(突発枝)の処理
第10表 富有の結果母枝別花芽分化数
   キーワード:着果枝\発育枝
第12図 凍霜害を受けた結果母枝(左)右は正常な結果母枝
第11表 被害を受けた結果母枝別花芽分化数
   キーワード:凍霜害\落葉病

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