『農業技術大系』畜産編 第3巻 技+192の8~技+192の14(ページ数:7)

肉牛>基本技術編>繁殖牛>V 繁殖牛の放牧飼育

クヌギ林内放牧の技術

開始ページ: 技+192の8

執筆者: 杉本安寛

執筆者所属: 宮崎大学農学部

備 考: 執筆年 1996年

記事ID: c15302zz

見出し

  (1) クヌギ林内放牧の現状 ・・・〔1〕
  (2) 環境保全とクヌギ林内放牧
   (1)草地開発で問題になる土壌侵食
   (2)クヌギ林内放牧の有効性 ・・・〔2〕
  (3) クヌギ林内放牧地の環境上の特徴
   (1)林内への光透過が良好
   (2)温度環境が穏和 ・・・〔3〕
   (3)水・土壌保全機能が維持されやすい
  (4) 低コスト生産・経営安定化とクヌギ林内放牧 ・・・〔4〕
  (5) 家畜の健康とクヌギ林内放牧
  (6) クヌギ林内放牧の実施例
   (1)宮崎県椎葉村でのA例(林内放牧開始後8年目)
   (2)宮崎県椎葉村でのB例(放牧開始後10年目) ・・・〔5〕
   (3)大分県直入町の例(昭和25年に入植)
  (7) クヌギ林内放牧の問題点
   (1)ワラビの侵入
   (2)放牧牛がクヌギの生長に及ぼす悪影響 ・・・〔6〕
   (3)重放牧に伴うススキ,ネザサなどの衰退と,水・土壌保全機能の低下
  (8) 今後の展望「林畜複合生産システムの開発」 ・・・〔7〕

キャプション

第1図 早春のクヌギ林内放牧地
第2図 造成後約30年を経過し,激しい土壌侵食がみられる人工草地(宮崎県椎葉村)
第3図 クヌギ林内放牧地とスギ林地との林床への光透過率の比較
第4図 木陰のできた夏の林内放牧地
第5図 陽光を浴びる春の林内放牧地
第1表 クヌギ林地,クヌギ林内放牧地および人工草地における表面流出量と侵食土砂量の比較
第6図 クヌギ林内放牧地の黒毛繁殖和牛
第7図 宮崎県椎葉村の林内放牧地A例
第8図 宮崎県椎葉村の林内放牧地B例
第9図 大分県直入町の林内放牧地
第10図 クヌギ林内放牧地に侵入したワラビ群落
第2表 各処理におけるワラビの地下茎乾物重量
   キーワード:無処理\刈取り\薬剤処理\アージラン
第11図 ワラビ群落に薬剤(アージラン)処理後1年経過し,ススキが繁茂している状態
第12図 クヌギに額をこすりつける放牧牛
第3表 各測地点における水の最終浸透能および浸透率
   キーワード:クヌギ林内放牧地\適正放牧\重放牧

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