『農業技術大系』畜産編 第2-2巻 栃木・森+1~栃木・森+10(ページ数:10)

乳牛>実際家の技術と経営

経産牛38頭・稲わら活用型 ○良質サイレージの通年給与と稲わら多給技術で粗繊維給与率18%を確保 ○乳量より健康重視の飼養管理で病気の少ない牛群 ○収入増より,支出を抑えてゆとりの酪農経営を実現 栃木県那須郡西那須野町 森静男さん(47歳)

開始ページ: 栃木・森+1

執筆者: 石田元彦

執筆者所属: 農林水産省草地試験場

備 考: 執筆年 1996年

記事ID: c15202zz

見出し

〈森さんの経営〉 ・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営のあゆみ
 3.経営の概要 ・・・〔2〕
 4.牛群の構成と施設など
 5.乳生産量は1年を通して一定 ・・・〔3〕
〈飼料の生産・調製〉 ・・・〔4〕
 1.良質サイレージの通年調製
   (1)水はけのよいサイロでイタリアンも予乾なし
   (2)3回の追い詰めで密度を高める ・・・〔5〕
   (3)1日30cm以上の取り出しで二次発酵を防ぐ
 2.稲わらの多給与
   (1)稲わらは購入と堆肥交換で確保
   (2)泌乳最盛期の牛にも1日3kg給与 ・・・〔6〕
 3.年間の飼料生産
〈搾乳牛の飼養管理〉
 1.搾乳牛飼育のねらいと目標
   (1)高乳量より健康を重視
   (2)飼料費の無駄と牛購入費を抑える ・・・〔7〕
 2.飼養管理の実際
   (1)搾乳牛の飼料給与
   (2)全繊維量の23%を稲わらで給与
〈牛群の更新,改良〉 ・・・〔8〕
〈日常の管理〉
   (1)環境調節
   (2)運動 ・・・〔9〕
   (3)衛生管理
   (4)ふん尿処理
〈飼料の確保〉
〈働き方〉
 1.作業の分担
 2.毎日の作業
〈おわりに〉 ・・・〔10〕

キャプション

経営の概要
   キーワード:火山灰土壌
第1表 家族および労働力
第2表 経営土地面積
第3表 乳牛の飼養動態
第4表 建物・施設および機械の状況
第1図 地下式角形サイロ
第2図 ハーベスタによる牧草の収穫
第5表 生乳生産の状況
第3図 納屋に積まれた梱包稲わら
第6表 稲わらの入手法と量
第7表 サイレージ生産の概要
第8表 泌乳最盛期の飼料給与メニュー
第9表 飼料給与量
第4図 経産牛へのサイレージと稲わら由来の養分給与率
第5図 牛を購入するときは,乳房の面積の広い牛を選ぶ
第6図 敷料として用いる籾殻

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