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記事IDS200303_023
作品種別食農教育
特集タイトル
上位サブタイトル素材研究●教材への切り口 ミミズ
連載タイトル
記事タイトルワクワク ドキドキ ミミズ実験記
下位サブタイトル
年・月2003年03月号
開始ページ88
執筆者麻生川敦
執筆者所属宮城県蔵王少年自然の家
取材対象
地域1
地域2宮城県
現地域
見出し
キャプション月・水の昼休みに、給食室から植物性の調理クズをもらいます。堆肥をよくかき混ぜて空気を通したあと、新しい調理クズを入れます。よい堆肥にするには、窒素分が多すぎるので、炭素分を補給するために職員室のシュレッダーの紙クズを生ゴミにかぶせます。これで虫がわくのも防ぎます。最後に霧吹きで、紙がびっしょりぬれるぐらい湿らせます。この日は、ミミズは、にんじんとタマネギどっちが好きかを確かめました。/シマミミズの大好きなメロンの皮は数日でペラペラ。みんなで、好き嫌い調査をしたら、意外にもプリンやゼリーなどの甘いものが好きだとわかりました。/シマミミズは、歯がないので生のままのハクサイは苦手なはず。でも、放置したもの(左)と比べると、明らかに早く分解しているのがわかります。右のハクサイにはフンがついています。/生ゴミはびっくりするような土に変身。フンだといわれてもニオイもしません。/ミミズの世話をするだけでなく、個人個人でミミズと遊んだり、観察したりして、気づいたことをカードに記入していきました。それをもとに個人の学習がはじまりました。/ミミズ観察箱。「土の中でどんな動きをしているのかどんなふうにえさを食べるのか見たかったんだ」「ぼくは、フンを集めて本当に臭くないのか確かめるぞ」/「ミミズに毛が生えてるらしいよ。体の中も観察してみたいな」/ミミズの卵包。「やった。とうとう生まれてくるよ。えっ、1匹だけじゃないみたい。赤ちゃんはどんな色してるんだろう」/ミミズのフンと市販の培養土と校庭の土と砂場の砂で二十日大根と小松菜の生育実験をしました。結果は、はじめは培養土がとても生育がよかったのですが、ミミズのフンが逆転。養分が長持ちすることがわかりました。/私たちは、わかったことや大人の人たちに伝えたいことをNPOの方々の力をかりて、環境省へ提出しました。詳しくは、 http://homepage2.nifty.com/Blue-Earth/ でご覧ください。
記事区分
親記事/かこみ
作目
備考/キーワード
ページ数(ポイント数)4